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1997年に公開された、密室サスペンスの先駆けとして、世界中でカルト的人気を誇るヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画「CUBE」を、日本を代表する実力派俳優陣により、ヴィンチェンゾ・ナタリ初の公認リメイクとして作り上げられた映画『CUBE 一度入ったら、最後』(10月22日(金)公開)。
主演の菅田将暉さんをはじめ、杏さん、岡田将生さん、田代輝さん、斎藤工さん、吉田鋼太郎さんと日本屈指の名優たちが勢揃い。謎の立方体「CUBE」を舞台に、全世界を巻き込む2021年一番“ヤバい”劇薬系密室エンタテインメントが完成しました。
そんな中、あの“論破王“ひろゆき氏も「好きな映画で必ずあげる!」と絶賛するヴィンチェンゾ・ナタリ監督によるオリジナル版『CUBE』が再び注目を集めています!
1997年に公開された『CUBE』は「ワンセット物で登場する役者は7人」という低予算映画。この映画は、始まって1分もしない内にワイヤーナイフトラップで一人の男がバラバラになって死ぬ、衝撃のシーンで幕を開けます。冒頭から「部屋の中にはトラップが仕掛けられており、下手に動くと死ぬ」という本作の設定を非常に分かりやすく伝えてきます。
次に映し出されるのは、謎の部屋に放り込まれた6人の男女。全員が囚人服のような衣装を着ているのも特徴的。妻と別居中の警察官のクエンティン、中年独身の精神科女医のハロウェイ、数学専攻の女学生レブン、7つの牢獄から脱獄したレン、無気力な独身男性ワース、サヴァン症候群を患っているカザン(ちなみにオリジナル版の登場人物の名前は実在する刑務所から取られている)。
この6人が自分が持てる力を駆使し、謎の部屋からの脱出に挑むわけですが、敵はトラップだけではありません。極限まで追い詰められた人間がむき出しにする【人間の本性】が、この映画をさらに魅力的にしています。
恐ろしくも個性的なトラップの数々、息を呑むストーリー展開に先の読めない人間ドラマ、そして衝撃の結末が大きく話題となり、オリジナル版『CUBE』は大ヒットを記録、多くの映画ファンを熱狂させました。
そして、このオリジナル版『CUBE』は映画ジャンルの一つである「ソリッド・シチュエーション・スリラー」を確立した、記念碑的な作品となっています。今も続く大ヒットシリーズとなった『SAW』を始め、「閉ざされた部屋や仕掛けられた罠から脱出する」という、『CUBE』の影響を受けた作品が数多く誕生しました。
以上のことから分かるように、1997年にヴィンチェンゾ・ナタリが作り上げた映画『CUBE』は、後世の映像作品に大きな影響を与えています。“論破王“ひろゆき氏も「好きな映画の話をするときは必ず『CUBE』をあげる!」とネット上で絶賛。映画を観た人も「見せ場たっぷりだったせいか、驚くほど時間が短く感じた不思議な映画!」、「普通のホラー映画にはない怖さがあると思います!」とSNSに書き込むなど、今でも多くの人に衝撃を与える、映画史に残る不朽の名作となっています。
そこからさらにパワーアップした日本リメイク版『CUBE 一度入ったら、最後』が遂に公開間近!! 過去に『CUBE2』、『CUBE ZERO』という続編が制作されていますが、いずれの作品もオリジナルの監督をしたヴィンチェンゾ・ナタリは関わっていません。しかし、この日本版リメイクはナタリが公認した初めての『CUBE』作品で、ナタリ自身もクリエイティブ協力として参加しています!
出演者として菅田将暉さん、杏さん、岡田将生さん、田代輝さん、斎藤工さん、吉田鋼太郎さんという日本を代表する名優たちが集結。監督はRADWIMPSや嵐、桑田佳祐という超一流アーティストのMVを手がけた気鋭の映像ディレクター・清水康彦氏が務めます。そして『セブン』、『ミッション:インポッシブル』シリーズなど数々のハリウッド映画のオープニング映像を手がけた“伝説のタイトルデザイナー”カイル・クーパーもコンセプトデザインで参加。まさに日本と世界のトップクリエイターたちが集結した一大プロジェクトとなっています。
本作の登場人物は日本独自のものとなっており、エンジニアの後藤裕一(菅田)、団体職員の甲斐麻子(杏)、フリーターの越智真司(岡田)、整備士の井手寛(斎藤)、中学生の宇野千陽(田代)、そして会社役員の安東和正(吉田)の6人。年齢も、職業もオリジナルとは全く異なる彼ら。彼らは力を合わせてCUBEから脱出できるのか、それとも……。彼ら6人が繰り広げるドラマにもぜひ注目してください。
トラップもオリジナルに負けず多種多様となっている日本版『CUBE』。火炎放射器やワイヤーナイフなどオリジナルにも登場したトラップは、さらにパワーアップして登場! そしてオリジナルにはなかった、日本独自のトラップも牙をむく! 一体どんなトラップが彼らを待ち受けるのか、気になるところです。
そして、CUBEという空間自体にも日本独自の設定が組み込まれています。オリジナル版ではCUBEの壁の色は⻘や赤、白に緑などがありましたが、そのカラーリングが意味するものは最後まで明かされませんでした。しかし、日本版『CUBE』では、「誰かの殺意を感知すると部屋の色が赤くなる」という新しい設定が加わっています。本作を観るときは人間ドラマやトラップだけでなく、「CUBEの色」にも注目です。
オリジナルのエッセンスを継承しながらも、全く新しい作品に生まれ変わっている『CUBE 一度入ったら、最後』。本作だけを観ても楽しめることは間違いありませんが、オリジナル版『CUBE』を観ると楽しさ倍増間違いなし! 2021年後半は是非、日加の劇薬系密室エンタテインメント『CUBE』を“キメて”ください!!
『CUBE』は各種配信サービスにて絶賛配信中。そして『CUBE 一度入ったら、最後』は10月22日(金)より全国公開です。
「こんな無茶苦茶な進み方だとみんな死んじゃいます」映画『CUBE』世界初公認リメイク版本予告解禁
https://getnews.jp/archives/3068768[リンク]
【ストーリー】
目が覚めるとそこは謎の立方体=CUBEの中だったー。
突然閉じ込められた男女6人。エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員。彼らには何の接点もつながりもない。理由もわからないまま、脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。仕掛けられた暗号を解明しなくては、そこから抜け出すことは絶対にできない。体力と精神力の限界、極度の緊張と不安、そして徐々に表れていく人間の本性…。恐怖と不信感の中、終わりが見えない道のりを、それでも「生きる」ためにひたすら進んでいく。果たして彼らは無事に脱出することはできるのか?!
■タイトル:『CUBE 一度入ったら、最後』
■原 作:ヴィンチェンゾ・ナタリ「CUBE」
■出 演:菅田将暉、杏、岡田将生、柄本時生、田代輝、山時聡真、斎藤工/吉田鋼太郎
■監 督:清水康彦
■コンセプトデザイン:カイル・クーパー
■クリエイティブアドバイザー:ヴィンチェンゾ・ナタリ
■主題歌:星野源「Cube」(スピードスターレコーズ)
■製 作:「CUBE」製作委員会
■配 給:松竹株式会社
■公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/cube/[リンク]
■公式twitter:@cube_m0vie
■公式Instagram:@cube_m0vie
■公式TikTok:@cube_m0vie
■公 開: 2021年10月22日(金)
(C)2021「CUBE」製作委員会