「ポケモン」の新作ゲーム『Pokémon LEGENDS アルセウス』の予約がスタート。最新プロモーションビデオが公開され、最新情報が明らかになっている。また、『Pokémon HOME』と2022年に連携予定であることも明かされた。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』予約スタート

『Pokémon LEGENDS アルセウス』はNintendo Switch用アクションロールプレイングゲーム。8月19日(木)よりゲーム取扱店舗やネットショップで予約開始している。ニンテンドーeショップやMy Nintendo Storeでのダウンロード版予約は8月18日(水)より開始。なお、本作の発売日は2022年1月2日となっている。

最新プロモーションビデオ公開

https://www.youtube.com/watch?v=CfW0-DD6A10

同作の最新情報をまとめた特別映像が公開。映像では、冒険の舞台となるヒスイ地方の雄大な自然や、ポケモンバトルの様子が確認できる。

冒険の舞台となるヒスイ地方と拠点となるコトブキムラ

同作の舞台は、まだ人とポケモンが親密に暮らすことが珍しかった、遠い昔の時代。やがて「シンオウ地方」という名で呼ばれるようになる地域が「ヒスイ地方」だ。

「ヒスイ地方」中央にはテンガン村がそびえ立ち、それを囲むようにして環境の異なる複数の地域が存在。たとえば、草木が生い茂り花が咲き乱れる「黒曜の原野」には、草花や森の環境を好むポケモンが多く生息しているという。

冒険の拠点となるのは、「ヒスイ地方」にある「コトブキムラ」。主人公が寝泊まりする宿舎をはじめ様々な施設が存在している。ちなみに「コトブキムラ」は『ポケットモンスター ダイヤモンド』『ポケットモンスター パール』においては、「コトブキシティ」として発展を遂げているようだ……

「コトブキムラ」では、さまざまな地方からこの地方を調査するためにやってきた人々が「ギンガ団」を構成。この「ギンガ団」の「調査隊」でポケモンの生態を研究するラベン博士との出会いをきっかけに、主人公も「ギンガ団」に入団。調査隊の一員となる。

主人公の目的は、もちろんすべてのポケモンに出会い、ポケモン図鑑を完成させることだ。

調査へ出発! クラフトで調査に役立つ道具を作成

「コトブキムラ」から各地域へ出発すると、「ベースキャンプ」と呼ばれる拠点から調査が開始される。「ベースキャンプ」は調査の拠点となる場所で、調査の途中で手持ちのポケモンの体力を回復したり、クラフト台で「クラフト」を行い、道具を作ったりといったことが可能だ。

また本作では主人公が野生のポケモンから何度も攻撃されたり、高いところから落ちたりすると調査を続けられなくなってしまう。危険な場所では無理せず、「ベースキャンプ」を活用することが重要だ。

「クラフト」では冒険中手に入れた材料を組み合わせて、新たな道具を作ることができる。たとえば、「ぼんぐりのみ」と「たまいし」を材料にすると、ポケモンを捕まえるための「モンスターボール」をクラフト可能。「クラフト」は「ベースキャンプ」以外にも、「コトブキムラ」の「クラフト台」で行えるという。

大自然に暮らす野生のポケモンをつかまえよう

ポケモンは草原や森、水上など、さまざまな場所でありのままに生息している。さらに、ポケモンの生態は自然環境と密接に関係しており、昼夜や天候など特定の状況によってポケモンの行動に変化があるようだ。新たなポケモンを見つけるためには、さまざまな時間、さまざまな状況の大自然を探索するのが重要だろう。

野生のポケモンをみつけたら、モンスターボールの出番。つかまえたいポケモンに近づいて距離を縮め、狙いを定めてボールを投げる。モンスターボールがポケモンに当たり、中に入って再び飛び出してこなければ捕獲成功!

捕獲成功のカギとなるのが、ポケモンの特徴に応じた工夫。たとえば、ムックルのように臆病なポケモンは主人公に気づくとすぐ逃げてしまうので、草むらや岩陰などに隠れて近づくことがポイントとなる。また、攻撃的なポケモンは主人公に気づくと積極的に攻撃をしかけてくる。この場合、バトルを行って捕まえることが有効だ。

さらに、クラフトで作った道具も捕獲に活用できる。たとえば、使うと周囲に煙幕を発生させる「めかくしだま」はポケモンから身を隠すために有効。また、「モンスターボール」の一種である「ヘビーボール」は、通常の「モンスターボール」より重く、遠くに投げられないものの、主人公に気づいていないポケモンが捕まえやすくなるという効果を持っている。

これまでと一味違う! 戦略的なポケモンバトル

同作では、手持ちのポケモンが入ったモンスターボールを野生のポケモン近くに投げることでポケモンバトルへシームレスに移行する。これまでのシリーズのポケモンバトルはすべてのポケモンが1ターン2回ずつ行動するというものだったが、同作のポケモンバトルはポケモンの素早さや繰り出す技によって、バトルでの行動順や回数が変化。

攻撃をした後すぐに回復したり、なりふり構わず渾身の技を放ったりと、これまでとは一味違った戦略的なポケモンバトルが味わえるという。

ポケモンバトルの戦略性に強く影響するのが「早業」と「力業」。本作ではポケモンが覚えている技を「早業」「力業」として繰り出すことができる。

「早業」は行動の順番が早くなりやすくなる反面、通常の技より威力が下がるという効果。

「力業」は技の威力が上がる反面、使用後に行動順が遅くなりやすいという効果を持っている。

ポケモンを研究! 図鑑完成を目指せ

本作ではポケモンごとに「研究レベル」が存在。「研究レベル」に応じて「ポケモン図鑑」の内容が充実していくという要素が用意されている。「ポケモン図鑑」の内容が充実し完成度が上がることで、「ギンガ団」への貢献度である「団員ランク」もアップ。調査に行くことが可能な地域が増えていくという。

ヒスイ地方に暮らす人々やポケモンたち

アヤシシ:ヒスイ地方のオドシシは、アヤシシへと進化する。ツノの根元にある黒い玉から空間をゆがめるほどの強力なサイコエネルギーを生成・放出。また、ツノをアンテナのように使って安全なルートを探り、若いオドシシたちを率いて群れの戦闘を走る。

イダイトウ:ヒスイ地方のバスラオが進化した姿。川の遡上の過酷な道のりで倒れていった、バスラの群れの仲間たちの無念の魂が憑りつき、進化。ひとたび敵意を向けられると激昂し、相手が倒れるまで執拗に襲い続ける。

ウォーグル(ヒスイのすがた):ヒスイ地方のワシボンが進化した、ヒスイ地方特有のウォーグルの姿。不気味な雄たけびのような鳴き声にサイコパワーを乗せ、強力な衝撃波を生み出す。また、サイコパワーで自らの第六感を研ぎ澄まし、トランス状態となって身体能力を向上させることもできる。

ガーディ(ヒスイのすがた):ヒスイ地方で見られる姿のガーディ。これまでに発見されていたガーディより体毛が長く、毛量も多い。岩でできたツノは硬く鋭いが、欠けやすいため、ここぞという場面でしか攻撃には用いない。

主人公:物語のはじめに、見た目と雰囲気を選択可能。

ラベン博士:主人公の最初のパートナーとなる「モクロ―」「ヒノアラシ」「ミジュマル」を連れてきたポケモン博士。「ギンガ団」の調査隊の一員としてポケモンの生態について研究しており、「ポケモン図鑑」を完成させたいと考えている。

デンボク:「ギンガ団」を束ねる団長。また、『ポケットモンスター ダイヤモンド』『ポケットモンスター パール』に登場したナナカマド博士の先祖にあたる人物でもある。同作にはデンボク以外にも誰かの先祖にあたる人物が登場するようだ。

シマボシ:「ギンガ団」の調査隊体調。自分にも他者にも厳しい性格の持ち主で、主人公の素質を知り、入団試験を許可してくれる。

ショウ/テル:調査隊の先輩として主人公をサポートしてくれる心強い存在。(ゲーム開始時に選んだ主人公の見た目に応じて、ショウもしくはテルのどちらかが登場する)

早期購入特典も発表

発表された早期購入特典のひとつめは「着物セット ガーディ(ヒスイのすがた)」。2022年5月9日(月)までに、ゲーム内の「ふしぎなおくりもの」から、「インターネットで 受け取る」うを選ぶことで受け取り可能。また、パッケージ版の早期購入特典として、ポケモンカードゲームで使えるプロモカード「アルセウスV」がプレゼントされる。カードのイラストは、今回のために描き下ろしだ。

そして、ダウンロード版を2022年5月9日(月)までにニンテンドーeショップで購入した場合、早期購入特典として「ヘビーボール」30個が受け取れるシリアルコードがプレゼントされる。

トップページ | 『Pokémon LEGENDS アルセウス』公式サイト:
https://www.pokemon.co.jp/ex/legends_arceus/ja/[リンク]

(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 新作ゲーム『Pokémon LEGENDS アルセウス』予約スタート! 冒険の舞台や新たなポケモンなど最新情報が判明