全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。東京駅一番街にあるラーメン集合施設“東京ラーメンストリート”。頂点を極めた名店が集まる集合施設として知られるが、今月から新たに「ご当地ラーメンチャレンジ」が開幕した。

コロナ禍で全国の有名店に行きたくても行けない今だからこそ、東京ラーメンストリートが全国の名店を誘致し、期間限定で展開していく。約100日で店舗が入れ替わっていくシステムとなっている。

期待の第一弾として7月15日からなんと“支那そばや”が登場する。「ラーメンの鬼」の異名で知られた故・佐野実さんが横浜市・戸塚に創業した名店。東京駅で支那そばやのラーメンが食べられる日が来るなんてこれは奇跡と言っていい。

「醤油らぁ麺」をいただく。三元豚、金華豚のゲンコツに山水地鶏、名古屋コーチン、淡海地鶏などこだわりの鶏をふんだんに使ったスープに、数種の醤油をブレンドしたタレを合わせる。口の中にじわじわ広がる旨味はまさに横綱級。

そこに合わせるのは柔らかくしなやかな自家製麺。北海道美瑛産の貴重な小麦を使った麺で、柔らかく茹で上げているが全く伸びることがなく、最後までツルッとした喉越しが楽しめる。

日本の玄関口である東京駅で食べるにはぴったりの一杯。ぜひお腹を空かせて訪れてみてほしい。

(執筆者: 井手隊長)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 東京駅で食べられるご当地ラーメン企画がスタート! その第一弾の名店とは?