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『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』(08)、『ザ・モンスター』(16)のブライアン・ベルティノ監督による最新作『ダーク・アンド・ウィケッド』が11月26日に日本公開される。
父の最期を看取るため帰郷した姉弟が怪異に襲われる様を描いた本作は、見事なストーリーテリングと巧みな演出によって、観る者に深い絶望と恐怖を与える。シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀女優賞と撮影賞の2部門を受賞するなど、高く評価された。
両親から離れてそれぞれ暮らすルイーズとマイケルの姉弟は、父の病状が悪化したとの報せを聞き、テキサスの人里離れた農場の生家を訪れる。父は母に見守られ、ひっそりと最期を迎えようとしていた。ところが母は「来るなと言ったのに」と彼らを突き放す。やがて彼らは両親の様子がおかしいことに気づく。そしてその夜、母が首を吊って亡くなった。それは彼らを待ち受ける想像を絶する恐怖の幕開けにすぎなかった。
ルイーズ役を『アイリッシュマン』『ピアッシング』のマリン・アイルランド、マイケル役を『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』のマイケル・アボット・Jrが務める。
日本版アートワークには、大量の動物の死骸が打ち捨てられた農場と、そこに呆然と佇む姉弟が映し出されており、「“それ”は邪悪で、私たちを屠るもの」という意味深なキャッチコピーが添えられている。果たして、田舎の農場を襲う“邪悪なもの”とは?
『ダーク・アンド・ウィケッド』
11月26日(金) 新宿シネマカリテほか 全国ロードショー
2020年/アメリカ/カラー/95 分/シネマスコープ/英語/5.1ch/原題:THE DARK AND THE WICKED/レイティング:PG12
字幕翻訳:本庄由香里/配給:クロックワークス
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