IQOSを展開するフィリップ モリス ジャパン(PMJ)は、加熱式たばこ「lil HYBRID(リル ハイブリッド)」専用たばこスティック「MIIX(ミックス)アイス プラス」を6月21日(月)より順次販売スタート。IQOS以外の製品でさらなる市場拡大を目指す同社の狙いや、新フレーバーの特徴について、マーケティングを担当するPMJ マネージャー ポートフォリオ デプロイメント 林征吾氏に話を聞いた。

2020年10月より宮城県と福岡県エリアのみで発売され、今年2月に全国販売を開始した「リル ハイブリッド」は、専用たばこスティック「MIIX」とカートリッジのリキッドを組み合わせたハイブリッドの味わいが特徴。

「MIIX」シリーズは新たにラインアップに加わった「アイス プラス」のほか、スムースな吸いごたえの「レギュラー」、クーリングな爽快感の「アイス」、フルーティな味わいの「ミックス」の計4銘柄で、いずれも20本入り500円(税込み)。

リキッドのカートリッジはフレーバー共通で60円(税込み)。1個のカートリッジで専用たばこスティック1箱分(20本分)の目安となっている。

「アイス プラス」は「ミントが香る、強メンソール」をうたい、口の中で“冷たさ”を感じるスッキリとした味わいを提供。同じメンソール系でも刺激や清涼感、香りの面で「アイス」や「ミックス」とのすみ分けを図っている。

林氏は「強メンソールを含めたメンソール製品はユーザーからの要望も多く、市場における成長セグメントとして認識しています。例年、メンソール製品は冬よりも夏場に需要が伸びる傾向があるので、このタイミングでの発売が決定しました」と「アイス プラス」投入の狙いを語っている。

「リル ハイブリッド」はフル充電で20本、一度に3本まで連続使用が可能。アイコンの表示によって使える回数やリキッドの残量が一目で分かるステータスディスプレイを採用している。また、たばこスティックを差し込むと自動的に加熱がスタートする点や、定期的なクリーニングなしで楽しめる点を評価する声も多いという。

デバイスのカラーはプリズム・ホワイト、マット・ブラック、メタリック・ブロンズ、コバルト・ブルーの4色展開で、価格は6980円(税込み)。

「リル ハイブリッド」の登場により、成人喫煙者にとっては味、価格、テクノロジーの面で選択肢の幅が広がったことになる。「IQOSとはまた違った味わいで、煙の出ない製品のポートフォリオを補完することにより、ユーザーの皆様に満足できる味わいを提供していきたいと思います。その結果として、紙巻たばこから加熱式たばこへの切替えを促進し、我々がビジョンに掲げる“煙のない社会の実現”を目指していきます」。

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 加熱式たばこ「lil HYBRID」に、夏にぴったりな強メンソール「MIIXアイス プラス」が新登場