心霊スポットでの心霊映像撮影に挑む、やらせ無しのドキュメンタリーシリーズ「怪談新耳袋Gメン」がついに完結。『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』と題し、映画祭「夏のホラー秘宝まつり2021」にて上映される。同映画祭は東京・大阪・名古屋・京都にて8月より開催。

本作では、“新耳Gメン”と呼ばれる男たちが様々な心霊スポットに赴き、カメラを回して心霊映像の撮影を目指す。今回訪れるのは、“100%出る”と噂される、廃墟ビル、廃キャンプ場、レッスンスタジオ、動物公園。

ゲストとして原作「新耳袋」著者の木原浩勝が初参戦するほか、シリーズを通して厳守されていた女人禁制の掟がついに破られ、不可思議現象に特化するニュースサイト「TOCANA」の角由紀子編集長が満を持して参戦。監督は、前作『怪談新耳袋Gメン2020』に続き、佐藤周が務める。

現在本編の制作に取り掛かっている佐藤監督と、シリーズを通して出演・プロデュースしてきた山口幸彦プロデューサーよりコメントが届いている。

■佐藤周監督 コメント
今回ついにシリーズが完結するということで、寂しい気持ちもありますが正直ホッとしています。だって来年以降、心霊スポットに行かなくてもいいんですよね? もう編集中に怪奇現象を見つけてガタガタ震えなくてもいいんですよね? 平穏な日々が戻ってくるんですよね? それは嬉しいです!! ヤッター!!
とはいえ最後だし、全国のホラーファン、新耳Gメンファンの皆さんのためにも中途半端な映像じゃ終われないなと思ってます! 今までも沢山の奇跡(怪奇現象)が起きましたが、それらを超える何かが今回起きてくれるのか……? いや、起こしてみせる! 頑張ります! Gメン最後の勇姿を、ぜひ劇場で目に焼き付けてください!

■山口幸彦プロデューサー コメント
映画秘宝の取材に無理やりつきあわされ、関西の某心霊廃ホテルにアタックしてから15年。多くの監督たちの卒業、主要メンバーの離脱、4年間の空白期間など多くの困難を乗り越えながらも細々と続けてきた怪談新耳袋Gメンの旅も今回でひとまず最後です。
今回はラスト・ツアーという事で、遂に初参戦となる原作者・木原浩勝さん、卒業した某監督、女人禁制のルールを破る初の女性参加者、TOCANAの角編集長など多彩なゲストを招いての旅になります。撮影日の1週間前から憂鬱な気分を抱えながら過ごす日々もこれで最後かと思うと、とっても嬉しい気分です。しかし、心残りはただ一つ。女子中学生の霊に罵声を浴びせられた事はあれど、未だにちゃんとした人型の霊をカメラに捉えた事がない事(世にあふれる心霊動画にはあんなにはっきり幽霊の姿が映っているのに)。

今回は 100%出ると言われる心霊スポットを厳選しました。これで人型の霊の姿をカメラにおさめる事ができなかったら、我々は、そちら方面の才能が皆無だったという事なのか、そもそも幽霊なんていないのでしょう。これまでの15年の日々を無駄にしないためにも、今回頑張ります。

『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』
監督:佐藤周
出演(予定):後藤剛[シャイカー社長]、佐藤周、山口幸彦[キングレコード]、はち[日本人形] 他
2021年/日本/約90分

「夏のホラー秘宝まつり2021」
公式サイト:http://horror-hiho.com/
【東京】キネカ大森:8月6日(金)~9月2日(木)、アップリンク吉祥寺:8月13日(金)~9月9日(木)
【名古屋】 シネマスコーレ:今夏
【大阪】 シアターセブン:8月
【京都】 アップリンク京都:8月6日(金)~8月26日(木)

(C)2021怪談新耳袋製作委員会 BS-TBS/キングレコード

ホラー映画・ホラーエンタメ情報サイト『ホラー通信』 –https://horror2.jp[リンク]

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 “100%出る”心霊スポットでカメラを回せ! シリーズ完結『怪談新耳袋Gメン ラスト・ツアー』が「ホラー秘宝まつり2021」で上映[ホラー通信]