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日本の場合、防災意識は常に持っておくべきではありますが、東日本大震災から10年を経たことに合わせて、『サントリー天然水 防災継承プロジェクト』として河北新報社との共同企画『3.11 あの日、助けてくれたものリスト』のサイトおよびムービーを公開しています。
3.11あの日、助けてくれたものリスト プロジェクトムービー 河北新報×サントリー天然水(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=lNhMxO6Mci4 [リンク]
通常、防災バッグには飲料水・保存食・防寒具・救急セット・ラジオライト・布製ガムテープといったものや、避難所で使えるスリッパ、簡易トイレなどを準備することが推奨されています。今回の共同企画では、50名を超える被災経験者に取材し、「あってよかったもの」「なくて困ったもの」、被災してはじめてわかった「本当に必要だと感じたもの」を聞いています。
例えば、当時21歳の女性は「地震の衝撃で、リビングには割れた食器が散乱。新聞紙を敷いたおかげで、怪我もなく過ごせました」と新聞紙が役に立ったと挙げています。また、停電・断水した中での自宅での避難生活で、当時32歳の人は「食事のときはお皿にラップを巻いて、少しでも洗い物を減らしていました」と語っています。
停電時の灯りという面では、当時76歳の男性は「激しい余震でロウソクは危なくて使えない」といい、LEDランタンを使用したといいます。「備蓄していた充電器が使えなかった」という声もあったので、満充電したモバイルバッテリーを常備しておく事も心がける必要がありそうです。
また、当時36歳の女性は「喉がカラカラだったときにいただいた黒糖飴がとてもおいしかった。心まで落ち着きました」と語っており、当時45歳の男性もガムが「口臭ケアだけでなく、噛むことで気持ちを落ち着かすことができてストレスケアになりました」と話しているので、飴やガムを用意しておくというのが心理的な安心感に繋がるのではないでしょうか。また、当時9歳の子供は「親も自分も不安に包まれていた中、空気をなごませてくれました」とトランプを挙げています。
意外なところでは、「避難所で生活していると、日にちの感覚がなくなる」として、手帳が避難所で欲しがられていたという話も寄せられています。このように、被災時に「約立つ」という事に加えて、「心を支える」アイテムも大事だというkとに気付かされます。
3.11 あの日、助けてくれたものリスト(サントリー天然水)
https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/anohilist/ [リンク]