DHC会長兼最高経営責任者の吉田嘉明氏が、自社のECサイトに「ヤケクソくじについて」と題した文章を掲載。サプリの売上動向の調査について、「売上の多寡でのみ優劣を決めているため、売上金額ではFHCはサントリーに負けていることになります」とした上で、経産省の消費者のアンケート調査で「サントリーの3倍強の支持率を獲得」と強調。さらに「サントリーのCMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系日本人です。そのためネットではチョントリーと揶揄されているようです」との文言があり、さまざまな批判が寄せられています。

作家・タレントの乙武洋匡氏（@h_ototake）は、以下のように皮肉をこめてツイートしています。

NIKEのCMに対して「日本に差別なんてない！」と怒り狂ってた人々に「ほら、こうして差別主義者はいるよ、と身をもって残念な事実を知らしめていくDHCのアグレッシブさよ。

吉田氏は、過去にも「在日」を問題視する発言を繰り返しています。2016年2月には自社サイトで「民主党の政治家、東大出身の裁判官や弁護士や官僚、朝日新聞やTBSやNHK、芸能人やプロスポーツ選手、全員在日」と主張。2018年には自身が会長を務めるDHCテレビジョンで制作した『ニュース女子』に関連して、産経新聞社運営のオピニオンサイト『iRONNA』で「どの放送局も左傾化、朝鮮化」「大企業の創業者の大半は在日帰化人」などという記事を寄稿しています。DHCテレビでは、『真相深入り!虎ノ門ニュース』などの右派系の番組を配信しており、そのことも踏まえる必要がありそうです。

ヤケクソくじについて（DHC）
https://top.dhc.co.jp/contents/other/kuji_about/ [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/h_ototake [リンク]

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元： ガジェット通信
記事名：「 過去にも「在日」発言を連発　DHC吉田嘉明会長「チョントリー」発言に乙武洋匡氏「日本に差別主義者がいると身をもって知らしめていくアグレッシブさよ」 」