全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。名古屋のご当地グルメである“台湾まぜそば”発祥の店“はなび”。極太麺の上に台湾ミンチ(唐辛子とニンニクの効いたミンチ)と卵黄が乗り、ニンニク、ニラ、ノリ、鯖粉が丼の周りを囲む。これを豪快に混ぜて食べるジャンキーな一杯だ。


はなびは2014年7月に東新宿に東京1号店をオープンし、東京進出を果たしていたが、19年4月に人手不足を理由に、長い休業期間を経て閉店となっていた。


しばらく東京に本家はなびの不在が続くなか、名古屋ではなびの台湾まぜそばを食べて感動した“紅とん”の代表・石岡健生氏からFC展開のオファーが届く。今年の9月に下北沢店をオープンし、はなびは東京復活を果たした。


紅とんはコロナの影響で売上が前年比30%ダウンしており、何か手を打たなければならない状態だった。そこで紅とんの平日昼帯をはなびにし、二毛作営業することにトライしている。



その1号店が南新宿にある。紅とんの看板の上にロールスクリーンを設置し、昼になるとはなびの看板(スクリーン)を出す仕組みだ。これは面白い。


居酒屋なので店内も広く、密を避けながら食事ができるのもいい。



台湾まぜそばの麺は、本店で使っているものと同じ自家製麺。ミンチも同じものを使っている。



FCではあるが、作り方の指導がしっかりされていて、大変美味しい一杯になっている。シメにはご飯(追い飯)を入れて、大満足だ。


新しいお店の広げ方として今後も注目していきたい。


元祖台湾まぜそば はなび 南新宿店

東京都渋谷区代々木2-11-5 アクティブ新宿ビル1F

03-5333-5618


(執筆者: 井手隊長)


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 斬新な二毛作営業! 居酒屋“紅とん”の看板が昼にはロールスクリーンで“台湾まぜそば はなび”に変身!