『コミックDAYS』(講談社)連載作品の井上とさず先生(@tosazun)『放課後スイッチ』。Twitterでは第1話の一部が『不良の女の子が転校生の女子の足を引っかけて転ばせようとしたら抱きついてきた話』として公開されており、「強い」「怖カワイイ」といった反応が寄せられています。





東京から転校してきた御門さんを見て、「東京だぁ?都会の軟弱モンが埼玉に何の用だよ?」と思う吉岡。「じゃあ席はあの金髪の隣だ」という先生に、「おもしれー…。カンゲーしてやるぜ。都会っ子ちゃんをよォ~~~」とキャンディーをガリガリと噛みます。



「よぉ~。あたしの隣だぜ。よろしくな」「よろしくおねがいします」と挨拶をした後、「今だ」と足を出して引っかけようとした吉岡。ですが……。



「キャッ」と倒れ込み、吉岡に抱きついてきた御門さん。「おい!?おまっ…」となった吉岡に、御門さんは「ごめんなさい、足につまづいちゃって」と謝りますが、「こっちに倒れてくるなよっ!」と言われて「えー?うれしくないの?」とボソっと吉岡にだけ聞こえるようにつぶやき……。



「だって私のコト気になるからわざとちょっかい出してきたんでしょ?私を困らせるために」と続ける御門さん。「そういうの、小賢しくて、すごくかわいい♡」と言われて、唖然となった吉岡に、「ごめんなさいね」と張り付いたような笑顔を見せられて、「都会の人って怖いな……」と涙目になる吉岡でした。



「とにかくカワイイ女の子たちが描きたかったので、自分が好きな要素を詰め込んでいった結果こうなった感じです(笑)」と井上先生が語る『放課後スイッチ』。「群像劇っぽい要素があって、話によってメインキャラが変わったりするんですが、その中の『強気なヤンキーの女の子と、一筋縄ではいかない黒髪美少女』という組み合わせで描いているのがコレです。この他にも3組くらいペアがいて、例えば『お嬢さまと、その狂信的な追っかけ女子』の組み合わせだったり……。そんな子たちのやりとりを可愛いと思ってもらえて、そして少しでも笑っていただけたら嬉しいと思って描いてました」といいます。埼玉が舞台となっていますが、井上先生によると「実は住んだことはないのですが、知人などに埼玉に住んでる方が多く、以前は毎週のように埼玉に遊びに行ってたので、愛着があり描きやすいと思ったので埼玉を舞台にしました」とのこと。


「田舎純朴ヤンキーかわいい」「都会っ子のレベルが違う」といった反応が寄せられていたこのマンガ。井上先生は「みんな強気なヤンキーちゃんが清楚そうな女の子にやり込められちゃうのが好きなんだな……と思いました(笑)」とコメントしてくれました。


2020年12月9日には最終巻となる第3巻が刊行となる『放課後スイッチ』。登場する女の子たちが個性的でありつつ日常感あるストーリーが展開されているので、チェックしておきたいところです。


※画像はTwitterより

https://twitter.com/tosazun [リンク]


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「ヤンキーかわいい」「都会っ子のレベルが違う」 東京からの転校生に意地悪しようとする田舎JKマンガの結末が怖くて可愛かった