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B級フード研究家のノジーマです。先日、9月に食べたカップ麺のなかから美味しかったカップ麺のベスト5を記事で紹介させていただきました。
B級フード研究家・野島慎一郎の美味しかったカップ麺 月間ベスト5(2020年9月) https://t.co/dQcqAfKcQn#getnews#ガジェット通信pic.twitter.com/88E6Pg5j0j—ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) October 9, 2020
そのなかで2位にランクインさせたのが9月に新発売となったエースコックの「すこやか和膳 もち麦めん 鰹と昆布だし」。これ、すごく美味しいんですよ。
もち麦粉を練り込んだ麺はうどんともラーメンとも違う感覚で、カップ麺独特の油っぽさが少なく、つるつるモチモチの食感が実にウマい。食物繊維も豊富に含まれているのでカップ麺を食べているという罪悪感も薄まりますし、鰹と昆布のだしがきいた醤油のつゆは素朴な味で、ホッと癒されるような感覚を得られます。
昨今のカップ麺は人気店とコラボした商品も多いですし、店で食べるようなラーメンにどんどん近づこうとしている傾向があると感じていますが、もち麦めんはある意味真逆で家庭的な味を追求している印象を受けました。
ただ、あえて弱点をあげるとすれば、低価格帯の商品ということもあって、かやくがやや少なめということでしょうか。
これはもう仕方がないことなのですが、この味なら野菜がモリモリ入っていたら抜群に美味しくなるのに……!
ってことで、コンビニで買ってきた「筑前煮」をレンチンして全量投入してみたら、それだけでもち麦めんが完全体となったのでご報告です。
今回はローソンの筑前煮を使いましたが、どこのコンビニのものでも問題ないと思いますし、筑前煮じゃなくても和風の煮物であれば失敗することはないかと思います。
あとはお好みで七味唐辛子を振りかければ完璧ですね!
大きくカットされた根菜や鶏肉、こんにゃくなどがゴロゴロと入っている筑前煮ともち麦めんを一緒に食べると、素朴さや家庭的な雰囲気はさらにグレードアップ。まるで田舎のおばあちゃんの家に遊びに行き、おばあちゃんが作ってくれた“にゅうめん”のような感じに整いました。うどんでも冷や麦でもラーメンでもない麺と、和風の味付けと野菜が抜群に合いすぎる……!
別にこれと同じ料理を過去に食べたというわけじゃないのに、不思議と感じる懐かしさ。まだまだ新型コロナウイルスの影響で帰省はしにくい状況が続いていますが、これを食べれば気分だけなら帰省できるかもしれません。ぜひぜひお試しください。
(執筆者: ノジーマ)