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大きくなっても何にもなりたくないという幼稚園児の主張がTwitter上で話題になっている。
件の主張をTwitter上で紹介したのは、「メンヘラ・ハッピー・ホーム」などで知られる作家、コラムニストのスイスイ(@suisuiayaka)さん。
https://twitter.com/suisuiayaka/status/1272676148678258688?s=19
きのう、次男が通う幼稚園の先生から深刻な顔で「お願いがあります」って言われて何かと思ったら・七夕までに将来の夢を聞きだしてほしい・次男くんだけ将来の夢を毎日何度きいても同じ答えで↓「大きくなっても、ならない、何にも。絶対に。」って言うらしい。倒置法で。—スイスイ(メンハピ書籍化予約中) (@suisuiayaka) June 15, 2020
きのう、
次男が通う幼稚園の先生から
深刻な顔で「お願いがあります」って言われて何かと思ったら・七夕までに将来の夢を聞きだしてほしい
・次男くんだけ将来の夢を毎日何度きいても同じ答えで↓「大きくなっても、ならない、何にも。絶対に。」
って言うらしい。倒置法で。
幼稚園や学校で「将来の夢」について発表させられることは誰しも経験したと思うが、先生からの質問に対して「大きくなっても、ならない、何にも」と頑なに主張するスイスイさんのお子さん。将来の夢を無理やり作らせる方針の是非については、Twitter上でさまざまな意見が寄せられている。
「ものすごく具体的な夢じゃありませんか。なにかになるだけが夢じゃないですよね。」
「『おおきくなっても何にもなりませんように』で完成でいいでしょう
なんかすごく哲学的っぽくていいではないですか。」「良いと思いますけどね。
何にもならないというのは難しいですよね。
誰かに、何者かにされてしまいますから…」「自分自身でいるということですね。
めっちゃ良いと思います」「夢を必ず作らせる方針、ほんと困ります。
次男は想像するのが難しい発達の傾向で何度も困りました。
おいしいお寿司が食べられますように、とか、家族でおでかけできますように、とか、新幹線のプラレールがほしいとか、具体的ですぐ叶う願いを引き出すことで、回避した記憶があります」「うちの息子が幼稚園の七夕の短冊に、散々悩んだあげく書いたのは『れごぶろっくがひとりでつくれるようになりますように』でした。未来を考えたり想像したりするのが苦手な気持ちよくわかります。子供はゆっくりですが必ず成長します。今ではすごーいのが作れる高校生になりました!」
「ウチの息子も小さい時の夢が、ある意味具体的。
『食べて寝る人』」
思えば筆者も子ども時代に、作文で自分の考えていることを書くのが嫌でたまらず、よく先生や親に叱られていた。スイスイさんのお子さんも、もしかしたら何か秘めた夢はあるのかもしれないが、他人に言いたくないだけかもしれないと想像した。また本当に何者にもなりたくなかったのだとしても、それはそれで一つの意思なので、周りの大人はそれを尊重してあげて欲しいと思う次第だ。
※画像提供:スイスイ(@suisuiayaka)さん
(執筆者: 中将タカノリ)