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2/28より公開の『スケアリーストーリーズ 怖い本』より、多くの人の新たなトラウマとなってしまいそうなキャラクター“ペール・レディ(青白い女)”の劇中写真と、彼女の登場シーンをちょこっとだけお見せする本編映像が解禁。
怖すぎて大人気、図書館に置くことを禁止してほしいという要望が相次ぎながらもアメリカでベストセラーとなった怪談本『Scary Stories to tell in the dark』を映画化した本作。同書の恐ろしく魅惑的な挿絵を愛するあまり、貧乏時代に原画を購入して妻に睨まれたという逸話を持つギレルモ・デル・トロが、映画版のプロデュースを担当している。
ティザーポスターや予告編のラストにも登場して凄まじいインパクトを放っていたペール・レディは、原作のスティーブ・ガンメルによる挿絵のキャラクターを忠実に映像化したもの。挿絵は液体に近い黒鉛で描かれたためモノクロで、映像化する際にも肌の色は必然的に真っ白となった。
そんな原画の再現に力を注いだデル・トロは、その透き通るような肌質にはこだわりが相当にあったようで「モンスターたちの色彩も、白やオイスター・グレイ、イエロー・パーチメント(羊皮紙のような黄色)などを混ぜて青白くしたかったんだ。一部ではデジタル効果を使って質感が固体よりもより滑らかに、液体っぽく感じられるようにもした」と明かした。
造形を担当したのは『シェイプ・オブ・ウォーター』でデル・トロと一緒に半魚人を創作したマイク・ヒル。「彼女の何かにとても惹かれたんだ」と語る彼は、本のページから実際に這い出てきたような錯覚に陥るほど原作の絵に忠実で、見るものの記憶に焼き付くような不気味なモンスターに仕上げている。
『スケアリーストーリーズ 怖い本』
2月28日(金)新宿バルト 9 ほか全国公開
配給:クロックワークス
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