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アメリカでも「KonMari」という名称がすっかり定着した、片付けコンサルタントの近藤麻理恵(以下、こんまり)さん。
I’m so excited to introduce the shop at KonMari. Many people have asked what I use in my everyday life. This online shop is a collection of my favorite things and items that spark joy. Shop now at https://t.co/2wzvoW1jqS – but don’t buy TOO much. pic.twitter.com/odfBhQLT3l—Marie Kondo (@MarieKondo) 2019年11月19日
https://twitter.com/MarieKondo/status/1196853386273906688
11月19日には、公式Twitterにて、自身の公式サイト内にオンラインショップを開設したことを公表しました。アロマグッズ、バスグッズ、キッチン用品、書籍などこんまりさんが提唱する“ときめき”のあるライフスタイルに欠かせない商品ラインアップとなっているようです。
KonMari SHOP
https://shop.konmari.com/collections[リンク]
こんまりさんがアメリカでも支持された背景には、ときめくかどうかという基準で不要なものを処分する「こんまりメソッド」という、ミニマリズムの考え方があります。ところが、不要なモノを片付けた後に、こんまりさんが推す商品を買わせるオンラインショップを開設したことについては、賛否両論が沸き起こる事態となっています。
Marie Kondo made her name convincing people to get rid of the stuff cluttering up their homes. Now, the tidying guru wants them to buy more stuff. Hers. https://t.co/a7goxHXUCi—The Wall Street Journal (@WSJ) 2019年11月18日
https://twitter.com/WSJ/status/1196544881562443781
ウォール・ストリート・ジャーナルは、「近藤麻理恵は、家に散らかっているモノを片付けるよう人々を納得させることで名声を得た。そして今、片付けの達人は人々にもっとモノを買わせたがっている。彼女のモノを」と、皮肉っぽいツイートで記事のリンクを投稿。
こんまりさんのツイートに対しても、否定的なコメントが多く寄せられている模様です。
・ちょっと待って、モノを売ってるの?
・シンプルなライフスタイルってこんなに高いものなの? ルームシューズが206ドル(約2万2400円)とか。おバカさんたちに対するあなたの人生哲学=商品販売なのね。冗談でしょ?
・ガラクタをもっと買えって? 全然ハッピーじゃないんだけど
・チーズ用のちっちゃいナイフが180ドル(約1万9500円)? これってアメリカドル?
・なにかの間違いよね
・まさに資本主義
・ミニマリズムの提唱者がコンシューマリズム(消費主義)だったとはね
・あなたたちの不要なお金も片付けなさいってことでしょ
・ときめかせてくれてありがとう
・「KonMari」って「ConMari(Conは詐欺師を意味する)」だったんだ
・これはときめかないよ
勿論、一方ではこんまりさんを擁護するコメントもあります。
・高値で商品を売るのは彼女に限った話ではないでしょう。ミニマリズムが基本とはいえ、彼女だって他のビジネスをする権利はあるわ。商品は実際に彼女が日常生活で使っているものだから、同じものを使いたいという人も多いでしょうし
・彼女にも生活というものがあるんだよ
・資本主義と言う制度の下では、起業家としての彼女の行動には問題ないでしょう
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/MarieKondo/status/1196853386273906688
(執筆者: 6PAC)