「犯人に告ぐ」、「検察側の罪人」といった数々の映像化作品で注目を集める雫井脩介原作のもと、松下奈緒さんを主演に迎えた、新しいお仕事ドラマ『連続ドラマW 引き抜き屋 ~ヘッドハンターの流儀~』。WOWOWプライムにて11月16日(土)夜10時より放送がスタートとなります(第1話無料)。松下さんをはじめとするキャスト陣が完成披露試写会にて作品への想いを語りました。




【ストーリー】「私をクビに?」──父親が社長を務めるアウトドア用品メーカー、フォーンの幹部として働いていた鹿子小穂(松下奈緒)は愕然とした。ものづくりへの信念を引き継いで仕事に励んでいたが、突然の解雇。背景には”あるヘッドハンター”を介して招聘された人物の策略が……。そんな中、小穂の前に「ヘッドハンター」を名乗る渡会花緒里(内田有紀)が現れ、くしくも彼女が働くヘッドハンティング会社・フォルテフロースで働くことに。そして、ボスの並木剛(小手伸也)に連れられて初仕事に行くと、そこには競合の剛腕ヘッドハンター・戸ケ里政樹(渡部篤郎)が……。駆け引き、裏切り、騙し合いを繰り広げながら、小穂は一癖も二癖もある経営者らクライアントやキャンディデイト(ヘッドハンティングの候補者)と対峙し、「人の人生を預かる仕事」にやりがいを見いだしていくが……。その一方、フォーンの経営に暗雲が漂い始めていた。その裏にいるのは……。


完成披露試写会に登壇したのは、ヘッドハンターとして自身も成長していく主人公・鹿子小穂(かのこ・さほ)役の松下奈緒さん、先輩の敏腕女性ヘッドハンター・渡会花緒里(わたらい・かおり)役の内田有紀さん、小穂が所属する会社のボス・並木剛(なみき・つよし)役の小手伸也さん、宿敵の切れ者ヘッドハンター・戸ケ里政樹(とがり・まさき)役の渡部篤郎さん、監督を務めた西浦正記さん(『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』)。



●ヘッドハンターという職業についてどのような印象を持たれましたか。


松下:ヘッドハンターを演じていく中で、こんなにも自分の足で歩いて、いろんなことを調べ、相手に興味を持ち、様々な広がりを見つける、自分自身でこんなにも変われる職業なんだということを初めて知りました。人の人生を預かる仕事がこんなにも大変で苦労が多いことを感じたと同時に、上手く結びついた時の達成感が素晴らしいということも今回体験させていただきました。


内田:ヘッドハントする方の人生をアシストして、スキルだったりポテンシャルだったりその人の持つ才能をさらに活かせる凄く素敵なお仕事。演じていてそういう場面にたくさん巡り合い感動しました。


小手:僕の親世代が、終身雇用といった一度入った会社に義理を尽くすといった価値観をもつ世代だったこともあり、最初は「ヘッドハンティング」いう言葉に少しマイナスのイメージを持っていたのですが、このドラマを体験して、僕の固定概念は覆りました。人の人生をポジティブに変えられる、素敵なお仕事です。僕の中では、タイトルの「引き抜き屋」は「出会わせ屋」だなと。ドラマのタイトルを否定してる訳では無いですよ(笑)!人と人を出会わせマッチングさせることを素敵に描いている作品になっていると思います。


渡部:言いたいことは全部言われてしまいました(笑)。僕の役は敏腕のヘッドハンターで、小手さんの役がライバルなんですが、どうしても僕の方が優秀に見えてしまうんですよね(笑)。それは冗談ですが楽しく演じさせてもらいました。



●「ヘッドハンターの流儀」というサブタイトルの通り、4人のヘッドハンターそれぞれの仕事の信念が垣間見えるストーリーやセリフが見どころの一つですが、「仕事をする上での流儀」、また仕事以外での「人生の流儀」、「人間関係における流儀」などあればお話いただけますか。


松下:自分の中の流儀として常に持っておきたいこととして、「挨拶を必ずする」をいつも念頭に置いています。


内田:シンプルに「感謝」です。これ以外になくて、いつも感謝して仕事をしています。


小手:仕事としてはと皆さまのご要望にお応えすることに全力を注いでやらせていただいてます。人としての流儀は…とにかく正直に嘘はなく、常々謙虚でありたいと思ってます!


渡部:いただいた仕事に感謝して、真面目に真剣にお仕事をしたいといつも思ってます。




 

●自身が全く別の業界に転職するとしたら、どんな仕事に挑戦したいか。


松下:わたしがもし転職するならば、イルカの調教師になりたいです。海が好きで、動物が好きで子どもの頃からの夢なんです。もし引き抜いていただけるならイルカの調教師でお願いします(笑)

 

●ドラマの見どころは。


西浦監督:「引き抜き屋」は、単なるお仕事ドラマではなく、人情やいろんな人が抱える問題を深く掘り下げて話を紡いでいます。仕事以外の親子関係など随所に描かれていて感動するシーンもたくさんありますので、肩ひじ張らずに家族みんなで楽しんで観ていただきたいです。


松下:このドラマを見れば「引き抜き屋」という仕事がわかると思います。引き抜く方も、引き抜かれる方も様々な思いがあり、こんなにも葛藤し、悩み、涙し、とても人間らしく、一生懸命働くことで得ることがこの作品にはたくさんちりばめられています。明日も頑張ろうという気持ちにさせてくれるドラマです。


『連続ドラマW 引き抜き屋 ~ヘッドハンターの流儀~』特集

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(C)2019WOWOW


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「マイナスなイメージがあった“ヘッドハンティング”の概念が変わった」新お仕事ドラマ『引き抜き屋 ~ヘッドハンターの流儀~』キャスト陣が語る