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本日10月3日は「登山の日」! 今年11月に注目の“山岳映画”が2本公開となります。山岳映画と言えば、『岳-ガク-』(11)『エヴェレスト 神々の山嶺』(16)『MERU メルー』『エベレスト 3D』 (共に15)など、洋画邦画ともに知る人ぞ知る名作揃いの作品ジャンルであり、その圧倒的迫力と極限の地で繰り広げられる壮絶な人間ドラマには、根強いファンも多いはず。
最近でも、素手のみで岩壁を登る“フリーソロ”と呼ばれ る極限クライミングの第一人者であるアレックス・オノルドの挑戦を描いたドキュメンタリー映画『フリーソロ』(公開 中)が、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞し一躍話題をさらいましたが、今年はこの2本に注目してみては?
“日本の至宝”役所広司が世界最高峰・エベレストを舞台に、危険なミッションに挑む!
『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』11月15日(金)より全国公開
日本映画界を代表する名優・役所広司が主演を務め、名監督ジョン・ウーのハリウッドデビューを後押しし、『フェイス/オフ』『M:I2』『レッドクリフ』シリー ズなど、世界的大ヒット作を多く手掛ける名プロデューサーのテレンス・チャンと初 タッグを組んだ、日中合作映画。
本作は、標高 8848M/氷点下 83°Cという過酷な条件下の世界最高峰・エベレス トを舞台に、圧倒的スケールと映像美で贈るスペクタクル・エンタテインメント。ある日、エベレストに墜落した飛行機に残された<重要機密文書>の捜索を依頼された 隊長のジアン(役所)率いるヒマラヤ救助隊「チーム・ウィングス」は、墜落現場である“デスゾーン”(危険地帯)へと飛び立つことに。タイムリミットはわずか48時間。決死の覚悟でミッションに挑む彼らだったが、世界最高峰の頂には、相次ぐ異 常事態と世界規模の陰謀渦巻く、予想もつかない事態が待ち受けていた——。
役所広司をして、「これほどスケールの大きい作品は日本では体験できない」と言わしめ、10月28日(月)より開幕する第32回東京国際映画祭の特別招待作品にも選ばれた本作。俳優人生に新たな1ページを刻んだ、役所広司が魅せる極限アクションには、早くも期待の声が高まっている。
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“北欧の至宝” マッツ・ミケルセンが明日を生き抜くために、極寒の荒地を突き進む!
『残された者-北の極地-』11月8日(金)より全国公開
テレビシリーズ「ハンニバル」や「ドクター・ストレンジ」などハリウッド大作でも活躍する“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンがキャリア史上最高の演技で魅せる、迫真のサバイバル・ドラマ『残された者-北の極地-』。 飛行機事故で機体を北極地帯に不時着したパイロット、オボァガード(ミケルセン)は、ようやく救助に来たヘリコプターが強風のために墜落し、大怪我を負ってしまった女性パイロットを救う為、自らの足で窮地を脱することを決意。これまで目の前の確実な“生”を手に入れてきたオボァガードだったが、瀕死の彼女を前に、ついに現状の安住を捨て、危険を承知で勇気ある一歩を踏み出す。
本作のPRのため約2年ぶりに来日した際、「突然嵐が起きたり、晴れたり、雪が降ったり……。だから天候に 合わせて撮影したんだ」と、過酷な撮影当時を告白したミケルセン。台詞で多くは語らず、自然の過酷さと生命の 素晴らしさを、無駄なく研ぎ澄まされた映像美とともに描く本作は、ひとりの男の「生」への闘いを極限のリアルで描いている。
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