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NHK『爆笑オンエアバトル』(通称、オンバト)の特別番組『爆笑オンエアバトル20年SPECIAL ~平成最後の年に一夜限りの大復活!~』が3月23日深夜に放送され、当時番組を観ていた視聴者、出演していた芸人らからさまざまな感想があがった。
1999年から2014年まで放送された『爆笑オンエアバトル』(2010年4月からは『オンバト+』)は、観客全員が審査員となり面白いと思った芸人に投票し、出演した芸人10組の内、面白かった上位5組のネタしかオンエアされないという、“史上最もシビアなお笑い番組”がキャッチコピーの番組。
今回の復活特番の前半には、当時番組オンエアを勝ち取り、現在も活躍している芸人がスタジオに集結。当時の映像を交え、思い出話に花を咲かせた。
スタジオに集まったのは、アンジャッシュ、おぎやはぎ、ダンディ坂野、テツandトモ、東京03、ドランクドラゴン、はなわ、北陽、ますだおかだ。MCはタカアンドトシが務めた。
このメンバーの内、5組(アンジャッシュ、おぎやはぎ、ドランクドラゴン、東京03、北陽)がプロダクション人力舎の芸人だったため、視聴者から「人力舎率が高い」と話題に。
「吉本の人がほとんどいない番組って珍しい」、「人力舎芸人が主役になる、それがオンエアバトル」、「オンバト黎明期はたしかに人力舎超盤石だった」と、当時の人力舎の強さを改めて実感するコメントがあがった。
昔は若手のお笑いの中で何となく、東西の垣根みたいなものがあったの。オンバトはその壁を取っ払ってくれた思う。事務所や芸歴も関係なく、ネタも自由にやらせてくれた番組でした。今の若い世代にもこの緊張感と楽しさを知ってもらえたらいいな。復活して欲しい。ゴレンジャーからのメッセージです。 pic.twitter.com/PQUEsIVQ8p
—スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) 2019年3月24日
前半のトーク部分には参加していないが、番組出演したスマイリーキクチ(太田プロダクション所属)は放送終了後に、
「昔は若手のお笑いの中で何となく、東西の垣根みたいなものがあったの。オンバトはその壁を取っ払ってくれた思う。事務所や芸歴も関係なく、ネタも自由にやらせてくれた番組でした。今の若い世代にもこの緊張感と楽しさを知ってもらえたらいいな。復活して欲しい。」
とツイート。
番組後半には現在の若手芸人で当時のようにボール軽量方式で争うネタバトル(今回、審査員は先輩芸人100人)も繰り広げられ、「BGMもルールも変わってないのにシンプルで1番面白いお笑い番組だと思う」、「オンバトはやっぱレジェンドだったんだなって思っちゃった。ネタだけじゃなく雰囲気も含め面白過ぎた」、「不定期でもいいから復活して欲しい」と復活を望む声が多くあがっている。
また、審査員や番組中のタイトルコールに当時の常連芸人たちが登場し、
・18KINとシャカ…!
・飛石連休も!懐かしいー!
・ユウキロック!!!!
・いい位置にいるユリQさん
・一日だけのためにイヌがニャーと泣いた日が集合して組体操してくれたの贅沢だな
など、懐かしむ声がみられた。
しかし、過去映像は主にスタジオゲスト芸人の映像を流す程度だったため、「マジで視聴者からもう一度見たいネタ投票集めてランキングしてほしい。ラーメンズはもちろんとして、品庄とルート33、ダイノジのチャンピオンバトルの時のネタに死ぬほど入れたい」、「田上よしえのネタ見たかった」、「総集編とかでもいいから再放送してほしい」といったやや消化不良の声も。
個人的にはアルファルファのネタ映像を絶対に流してくれると思っていたが流れなかったので、ぜひ過去映像特集を放送してもらいたい。