- 週間ランキング
漫画や小説、アニメなどの実写化作品が増えている昨今。恋愛ものや企業もの、様々な設定の作品が世に送り出されています。「まさかこの作品が実写化!?」とネットやSNSで衝撃を与えた、同じ2019年2月に公開となる映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』(2月8日公開)と映画『翔んで埼玉』(2月22日公開)をはじめ、ファンもざわつく「おもしろ設定」の実写化作品にフォーカス!
2015年より「ヤングマガジン」で連載が始まるや、その斬新過ぎる設定から口コミで拡散しネットを中心に現在話題沸騰中の漫画『Back Street Girls』(講談社「ヤンマガKC」刊)を原作に、多くの任侠映画を生み出してきた東映がまさかの実写映画化。
極道を貫いてきた男たちが、まさかの全身整形アイドルデビュー。しかも、思いもよらず人気急上昇。段々とアイドルとしての自分に目覚めながらも……極道である本来の自分と女心の間に揺れながらそして葛藤しながら、アイドルとして生きていく男たちをコミカルに描いた物語。
「男であり、女である。極道であり、アイドルである。」相反する言葉を詰め込んだのがこの作品に登場する3人のキャラクターのぶっとんだ設定。ヘマをやらかした責任をとって組長に言われるがまま、3人の極道の漢たちがタイで性転換してしまうという驚きのストーリーは、男性俳優、女性俳優が2人で1人を演じることでまさかの実写化! 予告編映像からも観られるように、「そんなこと女性アイドルが言っていいの!?」といったセリフや行動まで、原作通りに映像化! 女性アイドルが言ってると思うと違和感がありますが、極道の漢たちが言っているのだと思うと、妙に納得できる、そのミスマッチ感が面白い出来となっています。
実写化映画作品から、実際に劇中アーティストがCDデビューする展開が増えてきています。そんな中、ゴクドルズはCDデビュー、それもまさかのアルバムデビューということで、すでにMVが3本も公開中! 実際に発売となるデビューアルバムの中では、12曲が収録予定です。「ヴィーナス」は“ORESAMA”、「恋して♡愛して♡養って♡」は“清竜人”といった、話題のアーティストが楽曲提供! 楽曲の完成度の高さからも、力の入れ具合が伺えます。
『パタリロ』(1978)の魔夜峰央が1982年に発表したコメディ漫画『翔んで埼玉』。2015年に単行本として復刊されると、テレビやネット、SNSで大きな話題を呼びました。
かつて東京都民からひどい迫害を受けて、身を潜めていた埼玉県民。東京都知事の息子・壇ノ浦百美はアメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗に惹かれるも、実は麗は埼玉県民で……。東京と埼玉の県境で引き裂かれる、まさに「ロミオとジュリエット」とも呼べる恋愛と、その中で埼玉県会報を成し遂げるべくたたく者たちの革命の物語。
「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」といったディスりが飛び交う、現実とは違う「埼玉県が迫害されている」世界。東京へ入るには通行手形が必要、なければ強制送還される、ありえない設定の世界を、真剣に生きるキャラクターたちの姿が面白い! 「埼玉解放戦線」という迫害に抗う組織まで生まれ、妙に現実的なのも魅力。また作中では埼玉だけでなく、千葉、茨木、群馬など地方都市もディス合戦に参加するのも注目です!
外見も名前も女性っぽいが実は男性という壇ノ浦を二階堂ふみ、容姿端麗でアメリカ帰りの麻実はGACKTのW主演! 女性である二階堂が男性を、40代のGACKTが18歳の高校生を演じています。また、伊勢谷友介、京本政樹、中尾彬、武田久美子、麿赤兒、竹中直人、益若つばさ、間宮正太郎、加藤諒ら個性的な実力派キャストが勢ぞろい! 映画オリジナルの現代パートでは、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、成田凌が登場します。出身地に合わせた設定となっているようで、出演者の郷土愛を垣間見られるのもポイントです。
2014年にイラスト渡航サイト「pixiv」で連載されたWEB漫画が原作。「本にしてほしいWEB漫画1位」にも選ばれ、コミカライズされると「このマンガがすごい!2016」オンナ編でも1位を獲得。さらに2018年4月クールで放送されたアニメも話題を呼びました。
26歳OLの桃瀬成海は、BLを好む隠れ腐女子。彼氏にオタクだとバレたことで破局してしまった成海は、「次の彼氏には死んでもオタクを隠し通す!」と決意するが、同僚で幼馴染のゲームオタク二藤宏嵩からオタク同士で付き合うメリットを提案され、充実したオタクカップル生活を始めるはずが、数々の困難や試練に立ち向かうことになるラブコメディ。
「なんでいつも間違えちゃうんだろ」「乙女ゲームの分岐は間違えないのにね」「それな」といった軽快かつ、日常のどこかで聞いたことがあるような既視感のある掛け合いが魅力的な本作。コミュニケーションが苦手、LINEやメールでだけハイテンション、オタクは擬態する、腐女子かもしれない同僚が本当に仲間かどうか探る、など共感を呼ぶポイント多数! コスプレイヤー、ゲームオタクと様々なオタク、またオタクの近くにはいなさそうな人々が登場するため、観る人誰もがどれかのキャラクターに共感できること間違いなしです!
ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズで話題となり、昨年も映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』やドラマ『今日から俺は!!』といったヒット作品を世に送り出している、今やその名前が出るだけで作品の注目度を上げる福田雄一が監督を務めることが決定。また、主演の成海役を高畑充希、そのお相手となる宏嵩役を山崎賢人が演じることが発表されており、すでに福田監督とタッグを組んだことのある若手実力派の参戦に作品の期待も高まっています。さらに、本作はこれまで数々のミュージカルを手掛けてきたこともあり、自身もミュージカルオタクである福田監督が手掛ける「歌うラブコメ」! 原作のリアルかつ脱力系のラブコメディが、どのような仕上がりになるのか目が離せません。
1978年の「花とゆめ」での連載開始以来、現在も連載が続いている超長期連載作品。コミックスの巻数はスピンオフ作品まで含めると120巻に達するロングヒット作品。ジャンルに捕らわれない、原作者・魔夜峰央ならではの個性的な世界観を有しています。
バミューダ=トライアングルの真ん中に存在する架空の島国マリネラ王国を舞台に、国王パタリロが、側近のタマネギ部隊や、イギリスの諜報機関MI6 の少佐バンコランやその愛人マライヒなどを巻き込んでドタバタな騒動を描いたコメディ。
ドタバタコメディのイメージの強い作品だが、高度な練られたストーリーも長年愛される魅力の一つ。単なるコメディではなく、アクションでもあり、ミステリーでもあり、SFでもあり、オカルトでもあり、少年愛を描いた作品でもある、多ジャンルを盛り込んだストーリーで魅せる作品です。原作者の趣味である宝石収集の知識が登場したり、ストーリーに組み込まれているほか、同じく原作者が多大な影響を受けたとしている落語のパロディも多く用いられ、まさに“なんでもあり”な作品となっています。
これまでにも実写化の話が持ち上がったものの、演じられる俳優がいないとのことで企画が頓挫していたという本作。そんな中、突如現れた個性派俳優・加藤諒はまさにパタリロそのもの! 彼以外にパタリロはありえない、奇跡的にシンクロ具合をみせたキャスティングの結果は、すでに上演された実写化舞台のヒットが物語っています。2019年に公開となる映画『パタリロ!』も、2016年の初演から、2018年には第二弾も上演された舞台のキャスト・スタッフをそのままに制作されており、いったいどのように映像化されるのか期待が集まっています。
おもしろ設定の作品だからこそ、コメディ作品だからこそ、“本気”で実写化! 原作をリスペクトしつつ、さらに映像ならではの面白さをプラスした見逃せない映画たち。2019年2月は、大人たちの“本気”を、是非劇場でご覧ください!
ゴクドルズ 『IDOL Kills』 発売日:2019年2月13日(水)
・初回限定盤A[CD+DVD] UPCH- 29320/¥3,600+税
・初回限定盤B[CD+フォトブック] UPCH- 29321/¥3,600+税
・通常盤[CD] UPCH- 20509/¥3,000+税
【DVD】※初回限定盤Aのみ Road to「IDOL Kills」(ゴクドルズMaking)映像 収録 【フォトブック】※初回限定盤Bのみ
【CD収録曲】 ※CD収録内容は[初回限定盤][通常盤]共通
1. 「恋して♡愛して♡養って♡」 作詞・作曲・編曲:清 竜人 (MBS/TBSドラマイズム「BACK STREET GIRLS ‐ゴクドルズ-」オープニング曲)
2. 「恋のサカズキ」 (映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』挿入歌)
3. 「あたたかいその指」(映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』挿入歌)
4. 「夢のシマへ」 (映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』挿入歌)
5. 「怒ってんの?」 (映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』挿入歌)
6. 「ありがとう」 (映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』挿入歌)
7. 「ヴィーナス」作詞作曲:ORESAMA 編曲:小島英也 (映画ED主題歌)
8. 「Why」 作詞:chelmico 作曲:chelmico, ryo takahashi(MBS/TBSドラマイズム「BACK STREET GIRLS ‐ゴクドルズ-」エンディング曲)
9. 「妄想レッツGO!」 作詞・作曲・編曲:YUC’e(MBS/TBSドラマイズム「BACK STREET GIRLS ‐ゴクドルズ-」エンディング曲)
10. 「酒と泪と男が女」 作詞・作曲:HAN-KUN (MBS/TBSドラマイズム「BACK STREET GIRLS ‐ゴクドルズ-」エンディング曲)
11. 「Verbena」 作詞:最上もが (MBS/TBSドラマイズム「BACK STREET GIRLS ‐ゴクドルズ-」エンディング曲)
12. 「ゴクドルミュージック」 作詞・作曲・編曲:大石昌良 (アニメ「Back Street Girls-ゴクドルズ-」OP曲カバー)
全12曲
映画『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』は2月8日より全国上映中!
https://gokudorus.toeiad.co.jp/