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2009年、イギリスの『ブリテンズ・ゴット・タレント(Britain’s Got Talent)』という素人発掘型オーディション番組で、外見とのギャップが激しすぎる歌声で『夢やぶれて(I Dreamed A Dream)』を披露し、世界を虜にしたイギリス人女性、スーザン・ボイルを覚えていますか?
Susan Boyle Earns Golden Buzzer With Iconic “Wild Horses”–America’s Got Talent: The Champions (YouTube)
https://youtu.be/wGhXkzb0cHM
その彼女が現在アメリカで放送されている『アメリカズ・ゴット・タレント:ザ・チャンピオン(America’s Got Talent: The Champions)』に参戦し、大きな話題となっています。今回はザ・ローリング・ストーンズの『ワイルド・ホース(Wild Horses)』を歌いあげました。結果、同じイギリス人女性のメラニー・ブラウンが、「わたしはあなたに値するものを差し上げることができる女性になりたいわ(I wanna be the woman that gives you something you deserve)」というコメントを言った後でゴールデン・ブザーを押したことから、決勝へと駒を進めることになりました。その時の様子は1月7日に『YouTube』で公開され、再生回数もすでに300万回近い数字を稼いでいます。
アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人の苦悩の歴史が刷り込まれている音楽を“ソウルフル”と表現する音楽評論家は多いですが、父親からの家庭内暴力、学校でのいじめ、アスペルガー症候群など、彼女なりの苦悩の歴史が歌声に表れているとするならば、肌の色や歴史的背景に関係なく彼女の歌もまた“ソウルフル”ではないでしょうか。
Truly speechless to have received the Golden Buzzer from @OfficialMelB on #AGTChampions! Hope you all enjoy this performance! See you in the finals! pic.twitter.com/tj5G4ZLRVO—Susan Boyle (@SusanBoyle) 2019年1月8日
https://twitter.com/SusanBoyle/status/1082468184022630402
本人も自身の『Twitter』で、「Mel B(メラニー・ブラウンの愛称)からゴールデン・ブザーをもらい、言葉にならないくらい嬉しかったです。皆さん、このパフォーマンスを楽しんでください。決勝でお会いしましょう」とツイートしています。
Susan Boyle –Britains Got Talent 2009 Episode 1 –Saturday 11th April | HD High Quality (YouTube)
https://youtu.be/RxPZh4AnWyk
ちなみに、彼女がブレークするきっかけとなった『夢やぶれて(I Dreamed A Dream)』を歌う動画はこちらです。
『アメリカズ・ゴット・タレント:ザ・チャンピオン』の決勝では何を歌ってくれるのか今から楽しみです。
※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=wGhXkzb0cHM
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