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「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」のマジックキングダム・パークにあるシンデレラ城の中には、「シンデレラのロイヤルテーブル」というレストランがあります。予約ゲット時間が「23時05分」という夜中だったので、これ、24時回るとシンデレラ城だけに何かありそうだなと思い、クリスマスで荘厳な雰囲気の店内に単身で行ってみたよ。
この「Cinderella’s Royal Table」は非常に人気が高いレストランで、予約が困難なことでも有名です。店内というか城内に入ると、いきなりシンデレラがお出迎え! まずはここでグリーティングをしてから、上の階のレストランフロアへ行くシステムです。この時、すでに23時を少し回っていましたが、お城の中にいるためかシンデレラも優雅で落ち着いたご様子!
テーブルへ。まだゲストさんがたくさんいて、ほぼ満卓。いちおう深夜帯ですが、ディナーコースになるため、本来は2時間ほど要するだろうところを、閉店が24時であるゆえ、かなりマキでお届けされるはずです。お値段も安くはないですが、さすがワールド、世界中のオレたちで大繁盛さ。
シンデレラ城のなかだけに、すんごい城っぽい内装です(当たり前)。実は筆者、2017年の夏にも来たことがあるのですが、それは陽が差す昼間だったので、城がもたらす表情がまるで違います。夜は城らしく荘厳で、ロマンティーク! クリスマスのイベント期間中なので、なおさらです。
ほどなくすると、後ほど魔法をかけるパーティータイムのような時間に使うという剣がテーブルに。プラスチック製で、明らかにキッズ用の剣です。筆者はれっきとしたおじさんですが、とりあえず置いておくことに。
店内は、思っていた以上に狭くはない、という印象です。筆者は東京ディズニーランドで育っているので、同じシンデレラ城の中にレストランがあり、そこでゴージャスに食事が楽しめるというのは感動ものなのです。
まずはスープが到着! めちゃくちゃ濃いです。時間は23時20分前後。深夜にすする濃厚スープは、間違いない。早くも白米がほしくなりました。
続いてメイン! キャストさんおすすめのお肉とシュリンプのコンボ。写真で見ると油でテッカテカですが、味わいはそうでもなく、ぱくぱくと。見た目はまとまってますが、何気に量があり、食べ終わるまでに時間が。
メインと格闘しているうちにアリエルがテーブルまで遊びに来ました! 23時25分前後。いろいろ夢の話をしながら、こころよく写真をパチパチ。
続いてオーロラ姫。食事に集中する間もないですが、深夜でマキ営業中のキャラクター・ダイニングなので、そりゃそう。時間的に睡眠導入気味でしたが、オーロラ姫と話して起きねば! と奮起を。オーロラ姫だけに。
23時30頃、例の魔法の時間です。まだまだ、ほかのお客さんもいます。ここで先ほどのキッズ用の剣をふりまわすらしいのですが、「あの男は本当にふるのか?」みたいな視線があるような気がして、ふれたものではない。ここは剣はふらず、大人しく食事に集中することにしました。賢明。
そのショータイムが終わると、ジャスミンが登場です。やはり23時以降の受付なので、半分の時間でお届けする短縮感がすごいです。ただ、そもそも一人で来ているので誰かと会話に興じるわけではないので、1時間が意外にちょうどいいと思いました。これはおひとりさまにはおすすめです。
キャラクターはまだやって来ます。オオトリはラプンツェルです。5人目のプリンセスです。今度、TDSにあなたのアレがね、などという話など。
23時50分前後、ようやくデザートが登場しました。遅い時間に甘いものをいただく罪悪感とともに、疲れていたのでとても美味しく完食を。まかざるを得ないディナーコースではありましたが、特にサービスなどに不満はなかったです。それどころか、テーブル担のキャストさんがとてもお話好きで、深夜なのに楽しくもてなしてくれました。ありがとうありがとう。
と、ここで全行程終了でしょうか。時間にすると、24時を少々回っていました。パークも24時までなので営業時間がオーバーしており、ホテルまでのバスがかぼちゃにならないか心配になりましたが、さてさて何が起こるかわくわく! 深夜24時にシンデレラ城にいることもなかなかないよね!
注目の検証結果:普通に閉店、でした。
気づけば筆者がラスゲスで、レストラン閉店とともに魔法が解けた、という意味では、物語のセオリーどおりでしょうか。お後がよろしいようで。
参考:Cinderella’s Royal Table | Walt Disney World Resort
https://disneyworld.disney.go.com/dining/magic-kingdom/cinderella-royal-table/ [リンク]
個人的にはお気に入りとなった「シンデレラのロイヤルテーブル」。花火の時間には店内から至近で拝めるそうで、また今度来たいと思いマウス!
文章:ときたたかし
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