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焼肉!ステーキ!バーベキュー!
キタもミナミもいたるところに肉料理店があふれ、まさに肉の戦国時代が訪れている大阪。
2018年、筆者は大阪で数多の肉料理店を訪れたが、年末にあたり一番印象に残ったお店を紹介しておきたい。
それは10月29日に東心斎橋にオープンした『道頓堀みつる 心斎橋店』。
みつると言えば店舗で黒毛和牛を一頭買いすることで、上質な肉、希少部位をリーズナブルに提供していることで知られるミナミ焼肉シーンの名門。
道頓堀の本店がオープンしたのは2000年らしいが、18年を経た今年、満を持して2号店が誕生したのだ。
店舗は大丸心斎橋店からほど近いビルの1階、2階を占めており、一面が和壁のように塗り固められた外観はいかにも”ええ店”。
店内はレトロモダンな内装で、焼肉店とは思えないほど明るく広々としている。
ここまでも特徴的だが、びっくりさせられるのはオーダーをしてから。
この店ではテーブル席に沿ってレーンが設けられており、品物が日本庭園に見立てたプレートに乗ってやってくるのだ。
デートや接待、ファミリー向けにもオールマイティーにウケそうな、なんともイカした演出じゃないか。
演出に劣らず、もちろん肉も素晴らしい。
初手にいただいた『タンてっさ』はその名の通り顔が透けるほど薄くスライスされているのだが、歯ごたえと言い甘やかな風味と言い新鮮そのもの。
ポン酢との相性もぴったりで、肉好きの人にとってはフグのてっさよりも後を引く逸品だろう。
続く『ねぎタンミックス』は青ネギ、白ネギを乗せたタンの塩焼きで、味わい方としては『タンてっさ』の対極にあるが、2種類の野趣あふれるネギの風味がタンの風味と相まってついついお酒が進んでしまう。
焼肉点の真骨頂とも言うべき『食べ比べ5種盛り』にはイチボ、とも三角など希少部位からリブロース、モモなど直球勝負の赤身まで間違いのないクオリティ。
『肉寿司3種類』に至ってはもはや説明不要の美味しさだ。
また僕のような酒飲みに嬉しいのがドリンクメニューの豊富さ。
ビールはもちろん焼酎から日本酒、ワイン、カクテル、チューハイ、ソフトドリンクまで約300種が揃っている。
銘柄にもこだわっており焼酎は僕の大好きな伊豆諸島青ヶ島産の希少焼酎『青酎』やプレミアで有名な『魔王』など、ワインは2000円のお得なフルボトルから『ドンペリニョン』まで幅広すぎるラインナップ。
た・ま・ら・な・い!
2019年もまた訪れたい嬉しいびっくりのお店だった。
『黒毛和牛まるごと一頭買い焼肉 道頓堀みつる 心斎橋店』
【所在地】
大阪市中央区心斎橋筋1-3-6 矢野心斎橋ビル1F
【電話】
06-6211-0326
【営業時間】
11時~翌1時(L.O 0時)
【定休日】
なし
※撮影モデルとして女優の三枝雄子(さえぐさ ゆうこ)さんにご協力いただきました
http://www.mc-kikaku.jp/talent/160
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(執筆者: 中将タカノリ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか