全国各地で気温35度以上の猛暑日が続く中、気象庁が熱中症への警戒を呼びかけている。学校の授業でプール開きが行われた地域も多いようだが、水中でも熱中症にかかる危険性があるため、こまめな休憩や水分補給が欠かせない。しかし、学校によってはリスク管理が不十分なケースも少なくないようで、『Twitter』上で様々な報告が相次いでいる。


とあるユーザーは、






小学校プール、体調不良で見学の子って灼熱のプールサイドで2時間見学なんだって!!!!愕然。ありえない。風邪気味の我が子、プール見学したら熱中症になって帰宅して倒れた。学校に手紙書いたらすぐ担任から電話かかってきて、校長教頭含めてプールの見学について検討しなおすとのこと。


とツイート。子どもが体調不良を理由にプール授業を休んだ結果、プールサイドで見学することになり、熱中症になってしまったそうだ。


たとえ日陰であってもサウナのような暑さになることが予想されるプールサイド。リプライ欄には「ちょっと考えればわかりそうだけど、決め事のようにしか思考出来なくなってんだな、先生たちも」「それを、保護者からの指摘がないとわからないというのが、信じられない」などと、学校側の対応を疑問視するコメントが集まっている。


中には「プールサイドで見学に加えてヒンズースクワット100回を強要された思い出」「私の中学では、体調不良であろうとよっぽどの怪我が無ければ校庭でランニングでした」といった驚きの体験談も寄せられた。


また別のユーザーは、






2時間続きのプールで

水分補給無しとか

ありえないですよ!


スポーツ教えてる友達に驚かれた。


その2時間続きのプールで

軽い?熱中症になったウチの子。


どこに改善を訴えたらいいの?

見学にしても日向でお茶無しだし。


危険な時間割の時は

休ませるしかない


とツイート。長時間にわたるプール授業の間、水分補給を認められずに子どもが熱中症になってしまったことを報告した。


『Twitter』上では、プール授業の際は体調不良でもプールサイドで見学するケースや、水分補給が徹底されていないケース、プールで熱中症になる危険性について考慮されていないケースなど、過去の体験談から今現在の子どもたちの環境に至るまで、耳を疑うような内容が後を絶たない。「そもそもプール授業の見学は必要なのか?」といった意見が噴出している次第だ。






























※画像:写真AC


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 炎天下でもプール授業の見学は必要なのか? 「プールサイドは地獄」「休むとむしろ熱中症に」