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TOKIOの国分太一がメインMCを務める6月8日放送のTBS『ビビット』で、未成年が同席する飲み会でNEWSの小山慶一郎が飲みを煽るコールをかけ、加藤シゲアキがその行為を制止しなかった問題を特集。加藤は、同番組の金曜レギュラーとして出演。加藤同席のもと、国分が今回の騒動についてコメントした。
『ビビット』では、元TOKIOの山口達也が起こした強制わいせつ事件についても、当時、長時間に渡り特集していたが、今回のNEWSの騒動についても約20分に渡り放送した。
当時、未成年が同席していたことを知らなかったというNEWSの2人だが、今回の事態を重く受け止めているというジャニーズ事務所から、「主体的に今回の飲み会を催して上記(掛け声に合わせて飲み物を飲むよう促す)のような行為を行っていた小山に対して、猛省を促すべく、一定期間の活動自粛」、「小山に呼ばれて同席していた加藤についても、特段の制止行為に及んでいないこと等を鑑み、厳重注意の上で書面による反省を促す」と処分が発表された。
加藤は番組冒頭で、「飲み物を煽るような掛け声を止めることが出来なかったことを深く反省しております」、「情報番組に関わる者として、自覚が足りなかったと思います。本当に申し訳ございませんでした」と長く頭を下げた。
そして事務所の先輩である国分から、「情報番組をやっている加藤シゲアキとして今日は説明していただきたいと思います」と直接質問が投げかけられた。
国分:当日のことを振り返ってみたいと思います。シゲはその場にいましたけども、女性の年齢を認識はしていなかったということなんでしょうか?
加藤:はい、その方が19歳であるということはネットで知りました。
国分:ネットで19歳だと知った時に小山と話したことはあるんでしょうか?
加藤:まずは事実確認をして、19歳であるということがわかったときには、お互いに「これは猛省しなければならない」と、そういう話をしました。
国分:NEWSは他に2人メンバーがいますけれども、NEWS4人で何か話したことはあるんですか?
加藤:このことが発覚した時に、すぐに「本当に申し訳ない、済まなかった」と僕と小山で謝罪をしました。他のメンバー2人もそれはしっかりと受け止めてくれました。
国分:当日、お酒を飲む時に煽るような行為があったという話もあります。なぜ、シゲは小山に対してその煽りを止めることができなかったのか。この疑問もみなさん持っていると思います。
加藤:その場の空気を悪くすることができなかった、だからこそ、強く言えなかった、ということです。
国分:今はどう思いますか?
加藤:今思えば、たとえその場の空気が壊れて、白けて、僕が嫌われることとなっても、そこは必至で止めるべきだったな、と反省しております。
番組メインMCの真矢みきは、「太一さんがいるのに申し訳ないけれど、やっぱりTOKIOの山口さんのことをまだ全然払拭できていない温度がある中、こういうことが起きると、本当に信頼をどこに置けばいいのか、と思われてしまうと思うんですね。太一さんもそうだけど、加藤さんもオフも誠実で寡黙で、スタッフ・キャストからすごく人気がある子で、なにやってくれてんだと昨日は本当に言葉を失いましたが、ただ、自分もこうやって業界にいる1人として、飲み会ってまず年齢を聞くところから始まるのかな、と思うと『もう1人で飲んだ方がいいな』とかいろいろ考えちゃうわけですよね」とコメント。
さらに真矢は、「今回は音声が出ている(ネットに流出している)ということで、飲酒した・しないの前に、もう問題はあったんだなと思いました」と的確な指摘をし、「本当に脇をもっと締めて深く受け止めていただいたいと思います」など、愛ある叱責をした。
国分は、「自分が先輩として今何を言えるのか。実際言える立場ではないですけども、ただ、今回のことで思ったことというのは、NEWSがデビューした当時というのは9人で出発していました。そして、今現在NEWSは4名で活動しています。その間、ずっと応援しているファンの皆様は、悲しんだり、不安だったり、たくさんの感情を持ってしまったと思います。そして今回の報道で、またファンの皆様を悲しませてしまったのかなと。本当に自分が言える立場ではないですけども、信頼回復には近道はないと今、自分も感じています。とにかく今は自分と向き合って、そして、一歩一歩丁寧に、自分を見つめ直してもらいたいと思います」と、自身のことも交えながら、隣に立つ加藤に向かって語りかけた。
加藤は共演者のコメントを受け、「本当にみなさんのおっしゃった通りだと思いますし、僕としてもファンの方を傷つけてしまったこと、本当に自分に失望しています。太一くんも言ってくれたように、失った信頼を取り戻すというのは難しいと思いますが、二度とこのようなことを起こさないと誓い、一日一日、自覚を持って大切に努力していきたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」と、再度謝罪の言葉と自責の念を口にした。