『カタン(Catan、日本国内では「カタンの開拓者たち」)』は、1995年の発売された無人島が舞台のボードゲームで、世界中に根強い愛好家が存在します。日本でも『モンスターストライク』を手掛けた岡本吉起氏がファンであることを公言しています。プレイヤーは無人島に入植し、開拓、最も繁栄したプレイヤーが勝ちとなるゲームです。


Catan VR –Launch Trailer(YouTube)

https://youtu.be/jATum8A-kXE


その『カタン』のVR版『Catan VR』の配信を開始したと、パブリッシャーのAsmodee Digitalが3月21日に発表しました。Oculus GO向けにも近日配信が予定されています。価格はOculus Rift向けが1490円、Gear VR向けが990円となっています。


『Catan VR』 Oculus Rift [リンク]

https://www.oculus.com/experiences/rift/1382388801879442/


『Catan VR』 Gear VR [リンク]

https://www.oculus.com/experiences/gear-vr/2027653017260426/



ボードゲームと言うと、“特定の場所に特定の人数が集まらないと遊べない”ものでしたが、『Catan VR』最大の特徴はオンラインで世界中のプレイヤーと対戦できるというもの。しかもOculus Riftユーザー対Gear VRユーザーの対戦が可能となるクロスプラットフォーム対応です。また、1人でもAI相手に対戦可能。日本語対応はされていないようなので、パブリッシャーに日本語対応の計画等についての取材を申し込んだのですが、3月19日から23日までの『Game Developers Conference 2018』(通称GDC)で多忙だったためか、3日以上経過しても返答がありませんでした。







https://twitter.com/AsmodeeDigital/status/976516843560165376

『GDC 2018』での様子がツイートされています。



対戦相手は素顔ではなくアバターで表示されます。


『カタン』などのボードゲームに限らず、麻雀、将棋、囲碁など人対人の対人ゲームの醍醐味はなんといっても読み合いだと思います。『Catan VR』では対戦相手がアバターで表示されるため、人間相手に腹の探り合いをしているリアル感は薄そう。とはいえ、オンラインでのマルチプレイ&クロスプラットフォーム対応になったことで、“特定の場所に特定の人数が集まらないと遊べない”というボードゲームのデメリットが解決されたことは大きいでしょう。



言語対応含め、今後のアップデートでどう変わっていくのか気になるところです。


※画像とソース:

http://pressreleases.triplepointpr.com/2018/03/21/explore-and-settle-the-isle-of-catan-in-full-virtual-reality-with-catan-vr-available-now/


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『Catan VR』の配信が開始 ボードゲームの名作『カタン』がVR化