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いよいよ3月1日に公開が迫った映画『ブラックパンサー』。先日、マーベルヒーローになりきれるアトラクションが満載の「マーベルエクスペリエンス釜山」のレポート記事をご紹介しましたが、実は釜山は『ブラックパンサー』のロケ地でもあるのです。
【関連記事】マーベル好きにはたまらなすぎるッ! ヒーローなりきりゲームや大迫力のVR映像を楽しめる「マーベルエクスペリエンス釜山」に行ってきた
http://getnews.jp/archives/2014974 [リンク]
毎年10月に行われる「釜山映画祭」で知られる様に、釜山は映画の街。いたるところに映画をモチーフにしたモニュメントや銅像が飾られています。
イ・ビョンホンなど、スターの手形もあったり、お散歩していて楽しい街です。
それでは早速『ブラックパンサー』の撮影場所を見ていきましょう!
『ブラックパンサー』若き国王ティ・チャラ、またの名を漆黒のヒーロー<ブラックパンサー>。2つの顔を持つ彼の使命は、祖国である超文明国家ワカンダの“秘密” ──“ヴィブラニウム”を守ること。それは、世界を破壊するパワーを秘めた鉱石だった。突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、人類の未来をも脅かすこの国の“秘密”を守る使命を負う事に。だが――「私に、使命が果たせるのか…?」ミステリアスな新ヒーロー誕生の全てを描く、ハイスピード・アクション・エンターテイメント!
釜山はとにかく坂が多いです。こちらの坂道は沙上区にある「東西大学校」の目の前。この大学には映像マスコミ学部という学部があり、釜山映画祭にゆかりの深い人物が講師をやっていたりと、映画の撮影にとても協力的なのだとか。この道で撮影中は大学の敷地を駐車場用に開放していたんですって。
影島区にあるヨンソン大路や、ワチロ 三叉路も実に走りたくなる坂道が続いています。
写真だとまっったく伝わりませんが、ものすごい傾斜で歩いて上がるだけでもゼエゼエ……息があがります。
ワカンダ国王へ忠誠を尽くす「最強の戦士・オコエ」が車の屋根に膝立ちになって、これらの坂を猛スピードで降りていくのがめちゃくちゃカッコいいです! 筆者は個人的に映画を観ていて、このシーンが一番テンションあがりました。
釜山の生活に欠かせない市場の中でも「チャガルチ市場」は特に活気があります。
食材から衣類、雑貨まで色々なものが売っています。そんな市場が、映画の中ではブラックパンサーと敵たちとの激しい戦いの舞台に!
【動画】「ブラックパンサー」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=31CgPclZL4I [リンク]
予告編動画の1:03から2秒ほど出てくる賑やかな舞台は、釜山の市場をそのままロケ地に使っているのです。
大きな撮影機材が行き来した為、道路にはその時の傷がまだ残っていました。
同じ予告編動画内、1:06からの橋は海雲台のカジョン橋。写真はボケてしまいましたが、ライトアップは映画のために行っているのではなく、常に点灯しているのでとってもキレイです。
橋を下から見たところ。
さらに、予告編動画内、1:31~1:37でのブラックパンサ―の激しいアクションは東莱区の繁華街で撮影。車が破壊され、高く飛び上がったブラックパンサーが着地するビルもそのまま実在しています。
市場の様子や橋の様子は、本日解禁されたばかりの本編映像でも一部観る事が出来るのでチェックしてみてくださいね!
【動画】『ブラックパンサー』本編映像
https://www.youtube.com/watch?v=OuuVbt62l2Y [リンク]
狭い路地をブラックパンサーが駆け巡り、爪をたてて戦いまくる! 映画の中の一番アガるシーンが撮影されているのが釜山。
最新のテクノロジーによって超クールな映像に仕上がっている『ブラックパンサー』ですが、すべてがCGなわけではなく、ロケ地の土地柄を上手に利用して撮影されているのだと感激しました。映画では釜山での激しい戦いの末、ブラックパンサーの本当の敵が浮き彫りに。ストーリーが大きく転換する重要なシーンですのでお楽しみに。
最後に。釜山といえば美味しいものがたくさん! 釜山名物の「デジクッパ」は豚肉がたっぷり入ったコクのあるスープがとても美味であたたまります。筆者が行った「松亭3代クッパ」は、デジクッパにキムチなどの副菜がたっぷりついて6,500ウォン。650円ととてもリーズナブルでした。
チャガルチ市場で食べた「オデン」(韓国語でもおでんはオデンなんだよ)も出汁が効いてて最高! ロケ地巡りの際はぜひ釜山グルメも満喫しちゃいましょう。
『ブラックパンサー』3月1日より公開
http://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther.html
(C)2018 MARVEL
取材支援:韓国観光公社