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2017年9月下旬からの大規模改修工事を終え、笑いの殿堂・なんばグランド花月(NGK)がリニューアルオープンを迎えました。老朽化したなんば花月に代わる劇場として1987年に開業したNGK。今回のリニューアルに伴い、施設1階と2階に飲食店や土産物店などの新規テナントを迎えてパワーアップしています。
リニューアルオープン当日となった12月21日、テープカットの催しには吉本興業の吉野伊佐男会長、大﨑洋社長を始め、桂文枝、西川きよし、中田カウス・ボタン、桂文珍、今くるよ、坂田利夫、宮川大助・花子、西川のりお・上方よしお、大木こだまひびき、池乃めだか、ハイヒール モモコなど、よしもとを代表する大御所芸人たちが登場。
「NHK朝ドラ『わろてんか』のモデルになっている吉本せいが寄席小屋を立ち上げてから105年間、我々は劇場からお笑いを発信してまいりました。これからも劇場にお越しの皆様にお笑いをお届けして、笑顔で帰っていただける劇場にしていきたいと思います」(吉野会長)との挨拶に続き、くす玉が割れて「祝なんばグランド花月RE-OPEN」の垂れ幕が現れると、沿道を行く人たちからも大きな拍手が沸き起こりました。
さらに、山田花子、島田珠代、ダイアン、笑い飯、ジャルジャルなどが玄関口に姿を現し、総勢115人の芸人が集まる華やかなオープニングに。全員が参加した「いらっしゃーい!」の掛け声でセレモニーを締めくくりました。
その後開催された“RE-OPEN記念特別公演”は、「よくいらっしゃっているお客さんは何がリニューアルしたか分からないと思います。楽屋がキレイになりました」(桂文枝)、「30年前に(横山)やすしさんとこの劇場のこけら落としに参加しました。これからも初心を忘れずに頑張っていきます」(西川きよし)と、出演者による口上で幕開け。
トップ出番の海原やすよ・ともこを筆頭に、和牛、笑い飯、ウーマンラッシュアワー、西川きよし、トミーズ、西川のりお・上方よしお、桂文枝と続く豪華出演者による漫才・落語、そして内場勝則・辻本茂雄2大座長が7年ぶりの共演となった吉本新喜劇を上演。
大入り満員となった客席は、万雷の拍手と爆笑の渦に包まれました。
なんばグランド花月公式サイト:
http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/