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▲TBS「キングオブコント」公式HPより
今年もM-1グランプリが開催され、とろサーモンがコンビ結成14年目にして優勝を飾った。これによって、今年のお笑い三大グランプリの結果が出たことになる。
ピン芸人No.1を決める「R-1グランプリ」、コントNo.1を決める「キングオブコント」、そして漫才No.1を決める「M-1グランプリ」、それぞれの満足度を毎日2400人からテレビ番組の調査を行っているテレビウォッチャーの数値を元に比較してみた。
「キングオブコント」 満足度3.66
「M-1グランプリ」 満足度3.54
「R-1ぐらんぷり」 満足度3.24
三大グランプリで最も高い満足度を獲得したのは、かまいたちが優勝を飾った「キングオブコント」であった。「キングオブコント」はかまいたちが優勝したものの、最も視聴者にインパクトを残したのは、にゃんこスターである。お笑いグランプリは、その分野での1番を決定するという目的はあるものの、新人の発掘も大きな目的のひとつである。
「R-1ぐらんぷり2017」の優勝者、アキラ100%もブレイクしたものの、きっかけは昨年大晦日に放送されたガキ使「笑ってはいけない」であり、「M-1グランプリ」優勝のとろサーモンも、既にテレビで度々見かける顔であった。
キングオブコント直前までは全くの無名であったにゃんこスターがいっきにブレイクしたことから考えても、新人発掘という意味では、今年のお笑いグランプは「キングオブコント」が群を抜いており、満足度に大きく関わっているものだと思われる。
男女別の満足度は以下のようになっている。
「キングオブコント」 男性満足度3.77 女性満足度3.56
「M-1グランプリ」 男性満足度3.57 女性満足度3.51
「R-1ぐらんぷり」 男性満足度3.19 女性満足度3.29
女性満足度に関してみると、「M-1グランプリ」と「キングオブコント」はさほど差は無いが、男性満足度に関してはみると「キングオブコント」が頭ひとつ抜けており、全体の満足度に反映したようだ。
そして、「キングオブコント」で高い満足度を提示した男性の意見をみると「確かに優勝はかまいたちで間違いないと思うが、インパクトでは明らかににゃんこスターに負けてしまっている。こりゃ、優勝しても、2位の方がブレイクするパターンだな」(42歳男性)「にゃんこスターのコントが、インパクトがあって面白かった」(35歳男性)など、にゃんこスターを絶賛する意見が多く見られた。
お笑いとは違った注目の集め方をしたものの、にゃんこスター、特にあんごら村長の男性人気が満足度に現れたようである。
テレビウォッチャーの満足度調査をみると、2017年に開催された三大お笑いグランプリを制したの「キングオブコント」であった。
ただし今年は、女性芸人のNo.1を決めるグランプリ「女芸人No.1決定戦 THE W」が残されており、新たなスターが発掘されるのか、どのような満足度を記録するのか、楽しみである。
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(執筆者: テレビウォッチャー) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか