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ホラー通信がセレクトする今週公開の映画をご紹介します。
13日の金曜日、否が応でもホラーを連想せざるを得ないこの日、抜群のホラー映画が公開されます。映画『アナベル 死霊人形の誕生』です。ジェームズ・ワン監督の大ヒットホラー『死霊館』に登場する人形“アナベル”のスピンオフとして製作されているこのシリーズは、『アナベル 死霊館の人形』に続き二作目。今作では前作の前日譚として、アナベルという凶悪なパワーを持つ人形がいかにして生まれたかを描いています。
監督を務めたのは、電気が消えたときだけ現れる恐ろしい“それ”を描いた『ライト/オフ』で一躍ホラー映画界の寵児となったデヴィッド・F・サンドバーグ監督。『ライト/オフ』にも冒頭に出演している監督の奥様(ロッタ・ロステン)が今作にも出演していますよ。
今作には、前作や『死霊館』シリーズを観ている人は「ハッ」となるポイントがいくつか織り込まれていますが、単体の物語としても楽しめるようになっているのでシリーズを未見の人でも大丈夫。でも恐ろしさはシリーズ随一かもしれません……。今後『死霊館3』や悪魔の尼僧を描くスピンオフ『ザ・ナン』などの公開も予定されていますので、“死霊館ユニバース”をリアルタイムで楽しむなら『アナベル 死霊人形の誕生』を絶対にお見逃しなく!
それでは今週もいってらっしゃい!
<ストーリー>
舞台は、12年前に幼い愛娘を亡くす悲劇に見舞われた人形師とその妻が暮らす館。そこへやって来た孤児院の6人の少女たちとシスター。新生活に心躍らせる彼女たちだったが、家の中には不気味な雰囲気が漂っていた。いるはずのない何者かの気配、無人の部屋で鳴り出すレコード、自然に開閉するドア、不気味な物音―。脚の不自由なジャニスは、怪現象を敏感に察知し、怯えを隠せずにいた。ある晩ジャニスは、鍵が掛かっているはずのドアが開いていることに気づく。中を覗くと、そこにいたのは―<アナベル>だった!呪いの封印を解かれた<アナベル>は、執拗にジャニスを追い詰める。弱みを見せたら最後、次々と少女たちに襲いかかる。逃げても、捨てても、<彼女>は憑いてくる! <アナベル>人形の正体とは!? 少女たちは容赦のない呪いから逃れることができるのか!?
上映館:新宿ピカデリーほか全国
この映画の記事:『アナベル 死霊人形の誕生』セットデザイナーインタビュー 古い屋敷の作り方から“お祓い”までこだわりを明かす
リンク:映画公式サイト