『ちびまる子ちゃん』のさくらももこ先生本人によるセルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』の第1巻が本日9月25日に発売。“まる子”ならぬ、顔が四角い“しか子”が主人公のこの作品。しか子の家族は全員顔が四角。その見た目も衝撃ですが、かなりパンチの効いた内容が衝撃的なんです!


『ちびしかくちゃん』とは……

さくらももこが描く、地味なアナザーワールド! 国民的漫画『ちびまる子ちゃん』から飛び出した! さくらももこによるセルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』!!

「子供の世界にも人間関係がある」のは『まる子』と同じ、だけど本家よりも“何かと角が立つ”のが「しかくちゃん」… 世知辛い世間を生き抜く、「しか子」をみんなで応援しよう! 合言葉は「がんばれ、しか子!」!!!


本家よりも“何かと角が立つ”という「しかくちゃん」の世界。公開されている第1話を見てみると、たまちゃん似の「だまちゃん」が遅刻したしか子に対して最初から怒り狂っている!!





「全くのグズだね! 10分も人を待たせるなんて しか子 あんたはインスタントラーメン以下だよっ」

「あたしゃ許さないよっ 許してほしけりゃ3年は私の子分として働きな」

「うるさいっ 泣けば済むと思ってるんだろ バカなしか子だよ」

「自分が悪いくせに逃げるつもりだね 一生許すもんかっ」


こわっ……!!! だまちゃんこわっ!


しか子が遅刻した理由は、お母さんにコンロの火を見ていて、と頼まれたから。しかし、父ピロシは「人のせいにするな!!」と怒鳴り、「お母さんの頼みごとなんて断ってさっさと行きゃよかったのよ」「そうだよ、私の頼みなんてさ」と、お姉ちゃんとお母さんにも言われてしまうしか子。



さらには、「あたしゃしか子のせいでサイテーでゴミな母親になったんだよ! 明日すぐだまちゃんにあやまりなさい」と、お母さんにキレられる始末。なんて理不尽な世界!



しか子は、まる子より強かさ(したたかさ)に欠けるドジっ子。



だまちゃんは、たまちゃんと違い、人の不幸を好む傾向があるとのこと。表情がヒドイ(笑)。




すぐに怒ったり罵り合う登場人物たち。『ちびまる子ちゃん』のアニメも、さくらももこ先生がストーリーを手掛けた話はヤバイとお祭り騒ぎになりますが、『ちびしかくちゃん』は、さくらももこのヤバい部分全開という感じ。


さくらももこ先生の過去の作品『神のちから』などもかなりぶっ飛んでいましたが、『ちびしかくちゃん』もなかなか凄そうです。キレのあるさくらももこ作品を待ち望んでいた人には、たまらないのではないでしょうか。


集英社のグランドジャンプ公式サイトで第1話が、また「新刊を試し読み」から第1巻の冒頭4話分を読むことができるので、気になった人は読んでみては?



ちびしかくちゃん:


http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/chibi-sikaku.html


(C)さくらももこ/集英社


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 キレまくり罵倒しまくり!さくらももこ本人が描くパロディ『ちびしかくちゃん』がヤバイ