2017年9月5日にテレビ東京で放送された『ガイアの夜明け』で、国内ビール市場2位のキリンを取り上げたのですが、番組中の飲み会で上司が「覚悟が足らん」「できない、知らない、やだ……そんなやつにリーダーやってほしくない。だから厳しくしてる」「お前どれだけやってるんや。やれや。できるやろ」と部下に詰めるシーンがあり、それがネットでも「全く具体性がなくてひどい」「パワハラにしか見えない」といった意見が渦巻く事態になっています。


一方で別の見方をする人も。ある『Twitter』ユーザーは次のようにツイート。






飲み会説教って確かに良くないと思うが、説教される方にも問題があるんだよね。


あと、部下も上司の趣味嗜好ぐらいは把握しとくべきやと思う。飲み会の時にうまく話題を振れば飲み会説教って簡単に回避できるよ。

グダグダいう前に社会人ならそのようなスキルを身につけましょう。


このユーザーは続けて「仕事以外の共通の話題があれば飲み会説教は回避できる」と対処法を披露。別のユーザーからも「全力気遣いで回避するのができる営業」「良い先輩に囲まれているのであれば、説教も聞ける」「愛がちゃんと受け継がれるならいいのでは」といった意見が見られました。


一方で、「社会人に気遣いスキルを求められることが問題なのでは」といった声も。この先輩社員について「仕事で好成績をあげてるのだろうか?」といった疑問も多数上がっていたほか、「先輩を含めて営業は可哀想」といったツイートもありました。


ノウハウを受け継ぐことが難しい営業という職種だけに、教科書的な指導だけでは伝わらないことも多々ありそう。論理性を求めるネット上の多数派の意見と現場では乖離があるという可能性もあり、一言で精神論と済ますこともできないのではないでしょうか。


2017年9月5日放送 異変の夏…〝激闘″シェア争い! 日経スペシャル ガイアの夜明け(テレビ東京)

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20170905.html [リンク]


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『ガイアの夜明け』放送の説教飲み会が賛否両論! 「具体性がない」vs「上役の趣味を知っていれば回避できる」