毎日の電車の通勤通学ラッシュで、車掌アナウンスで「車内の中ほどへお進みください」と流れるにも関わらず、ドア付近に人が滞留したままの状態に出くわすこと、よくありますよね。そのことをある『Twitter』ユーザーが「デザインで解決できるのでは」とツイート。図解で分析していました。






「電車の中ほどへお進みください」


電車の混雑について思っていることを描いてみた。

この問題をデザインで解決したい


そもそも電車が混雑しなければいいんだけどね…


このツイート主は車内奥に進まない乗客のことを「中ほどがどこなのか分かっていない」として、「マナーで解決しようとするとコストが高すぎる。自然に中へ進みたくなるように設計するべき」と続けています。


これに対しては「入口付近に溜まりたくて詰まっているのでは」「自分のスペースを守ろうとしてるだけのように見える」といった意見があったほか、「“次の駅で降りるから中に行きたくない”や“つり革が足りない”が理由になっている」といった声や、「“通してくれ”と言えないのでは」といった推察も見かけられました。


別のユーザーからは、吊革を車内の中央にも直線に配置すればいいのでは、という指摘もありました。






横から失礼します

雑な図で申し訳ないですが、黄色のラインをつり革がある棒だとして、オレンジの位置にもつり革用の棒があると大分楽になると常々思っています


ほかにも、「そもそも扉の数が足りない」「ドアを千鳥配置にしては?」という意見や、「寄りかかれる壁をドアから遠いところに設置するとよいのでは」「床や壁にLED照明等でガイドを表示するのはどうか」といった提案、さらには「椅子をなくせばいい」「中ほどにエアコンを当てるとよいかも」といった声もありました。


また、このような切実な声も。






FF外から失礼します


助けてください


いずれにしても、混雑する車内で中へと乗客を誘導するためのデザインを考えるのは有益な提案といえそう。「ハッカソンやってみたら面白いかも」というツイートもありました。鉄道会社だけでなく、空間デザインという意味でも考えてみたい人は多いのではないでしょうか。


※画像は『Twitter』より

https://twitter.com/TakigawaCritica/status/884028130431717378 [リンク]


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「電車の中ほどへお進みください」アナウンスが聞かれない理由は? 『Twitter』でさまざまな提案が集まる