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強い毒を持つ外来種のアリ、“ヒアリ”が今年6月に国内で初めて発見されて以降、環境省などがその確認や対応に追われています。そんな中、とある『Twitter』アカウントが注目を集めています。
今年7月に開設された「ヒアリ警察」(@_Solenopsis)と名乗るユーザーのプロフィール欄には、「ヒアリだと思ったそのアリ、本当にヒアリですか?」との一文が。5日頃から、他ユーザーのヒアリを疑う画像付きツイートをリツイートするカタチで、「ヒアリではありません。」と次々に判別していく活動を行っています。
「アシナガアリの一種です。」「別の種類の女王アリです。」「アリですらありません。」などと、画像を見ただけで種別まで言い当てていることから、専門的な知識を持ち合わせていることが伺えます。
その活動が知られるようになると、「ヒアリ警察」のアカウントには様々な画像が集まるように。
ヒアリではありません。ヒチョリです。通算で見るとそれほどでもないですが、怖いバッターでした。 https://t.co/ibdEBp9QXo
—ヒアリ警察 (@_Solenopsis) 2017年7月6日
ヒアリではありません。サヨリです。実は食べたことないです。 https://t.co/9jNCwR5D18
—ヒアリ警察 (@_Solenopsis) 2017年7月6日
ヒアリではありません。メアリです。世界史を学んだのははるか昔なので、よく知りません。 https://t.co/jUs2fWJjrm
—ヒアリ警察 (@_Solenopsis) 2017年7月6日
ヒアリではありません。ひばりです。おじさんの若い頃は、まだご存命だったのですが。 https://t.co/WxyQzXxVgd
—ヒアリ警察 (@_Solenopsis) 2017年7月6日
「ヒアリではありません。ヒチョリです。通算で見るとそれほどでもないですが、怖いバッターでした。」
「ヒアリではありません。サヨリです。実は食べたことないです。」
「ヒアリではありません。メアリです。世界史を学んだのははるか昔なので、よく知りません。」
「ヒアリではありません。ひばりです。おじさんの若い頃は、まだご存命だったのですが。」
一転、大喜利大会の装いを見せるとともに、中の人の年齢層や人柄が透けて見えるツイートも散見されています。
また、ヒアリと疑わしきアリを発見したら殺してしまうのが安全だという世間の風潮に対しては、「これは危険な考え方です。無差別に在来のアリが殺されてしまう可能性があります。」「罪のない日本在来のアリが、人間の無知によって命を奪われるのは、非常に残念です。」などと呼びかけている次第です。
※トップ画像は『Twitter』(@_Solenopsis)より引用。