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ベジタリアンの一家に育ち、肉を一度も口にしたことがない16歳の少女・ジュスティーヌ。入学した獣医学校で、恒例となっている新入生いじめによって生肉を食べさせられたことから、誰もが想像し得なかった変貌を遂げていく……という衝撃のストーリー。あまりにもグロテスクなシーンに各地の映画祭で失神者が続出したという今作を手掛けたのは、1983年生まれの新鋭監督ジュリア・デュクルノー。6歳でトビー・フーパー(『悪魔のいけにえ』『ポルターガイスト』)に傾倒したという、期待せずにはいられない人物だ。
フランス映画祭・東京会場での上映はわずか一回のため、今作のチケットは早くも売り切れてしまったが、あまりの人気のため、6月6日より40席ほどがインターネットチケット販売vitにて追加発売される。地方会場での上映についてはまだ発表されていない。もし争奪戦に敗れても、2018年に正式な日本公開が待っているそうなのでご安心を。……と言っても、2018年まで待ち切れないかしら?
このほか、フランス映画祭ではポール・ヴァーホーヴェン監督の新作サスペンス『エル ELLE』など、フランス発のさまざまな作品を上映。ヴァーホーヴェンのほか、主演作『The Midwife』をひっさげたカトリーヌ・ドヌーヴが来日ゲストとして登場するなど、見どころは多数。詳細は公式サイトでご確認を。
『Raw(英題)』
監督:ジュリア・デュクルノー
出演者:ガランス・マリリエール
配給:パルコ
公開表記:2018年公開予定
『フランス映画祭2017』
開催日程:2017年6月22日(木)〜25日(日)
会場:有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇
オープニング作品:カトリーヌ・ドヌーヴ主演 「The Midwife」(英題)
主催:ユニフランス
公式サイト:www.unifrance.jp/festival
<来日ゲスト(予定)>
『The Midwife (英題) 』 カトリーヌ・ドヌーヴ、マルタン・プロヴォ監督
『セザンヌと過ごした時間』 ダニエル・トンプソン監督
『エル ELLE』 イザベル・ユペール、ポール・ヴァーホーヴェン監督
『エタニティ 永遠の花たちへ』 トラン・アン・ユン監督
『夜明けの祈り』 アンヌ・フォンテーヌ監督
『愛を綴る女』 ニコール・ガルシア監督
『パリは今夜も開演中』 エドゥアール・ベール監督
『ポリーナ、私を踊る』 ヴァレリー・ミュラー監督、アンジュラン・プレルジョカージュ監督
『あさがくるまえに』 カテル・キレヴェレ監督
『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』 ジャック・ドワイヨン監督
※変更の可能性あり
(C)DR