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引退を撤回し、新たな長編アニメーションの制作に取り組むことになったスタジオ・ジブリの宮崎駿監督。ジブリでは、新人スタッフとして動画と背景美術をそれぞれ若干名、募集をしています。しかし、「月額20万円以上」という待遇について海外から批判の声が上がっています。
きっかけとなったのが、アニメの最新ニュースを配信している『CARTOON BREW』の求人情報。
HIRING: Studio Ghibli is hiring animators/background artists for Miyazaki's "last"feature. 200K yen/month https://t.co/8fuUGT4vNVpic.twitter.com/vREuANM2qH
—Cartoon Brew Jobs (@cartoonbrewjobs) 2017年5月25日
20万円はドル換算で1ドル110円換算で約1800ドル。週給にして約450ドルという給与に対しては「低賃金すぎる!」「悲しい。有名であるかどうかの問題ではない」といった声が続出。「ミヤザキの下で働くのは得難い経験だけど……」「貯蓄がないと応募できない」といった意見も見られました。また、中には「アメリカの1/4の水準」といった声もあり、それを見た日本人からは「アメリカはいいな」「日本のアニメーターはお買い得なのでは」というツイートが散見されました。
日本では、新人に20万円以上の契約社員待遇で「新人育成を前提」というところを評価する声が多く見られたのとは対照的な海外の反応。アニメーターが低賃金なのはクールジャパン推進会議でも遡上にのぼっており、待遇改善の動きにつなげる必要があるのではないでしょうか。
宮崎駿 新作長編アニメーション映画制作のためのスタッフ(新人)募集(スタジオジブリ)
http://www.ghibli.jp/info/011243/ [リンク]
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/cartoonbrewjobs/status/867766758467305472 [リンク]