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情報筋が本紙ヴァラエティに伝えるところによると、ドラマシリーズ『ザ・クラウン』のクレア・フォイが、映画『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズの続編となる映画『The Girl in the Spider’s Web(原題)』でリスベット・サランデル役を演じる第一候補にあがっている。契約オファーはまだのようだが、近く行われる見込みだ。
しかし、情報筋によると契約を成立するにあたりひとつ注意点があるという。フォイは、米ユニバーサル・ピクチャーズによるライアン・ゴズリングがニール・アームストロング役を演じるデイミアン・チャゼル監督の最新作映画『First Man(原題)』にも主演女優として話し合いの席を設けているという。米ユニバーサルの関係者によると、該当する役はまだ誰にも出演オファーをしていないということだ。
米ソニーは、この件についてコメントを控えた。
もしフォイが『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズに出演することになれば、フォイはノオミ・ラパスやルーニー・マーラがこれまでに演じたリスベット・サランデル役を演じることになる。マーラは、2011年のリメイク版映画『ドラゴン・タトゥーの女』で、第84回アカデミー主演女優賞にノミネートされた。
2016年に公開された映画『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス監督が、『The Girl in the Spider’s Web(原題)』を監督する。米ソニーは、同作の米劇場公開日を2018年10月19日に設定した。
スティーヴン・ナイトとアルヴァレス・バス、ジェイ・バスが脚本を執筆した。スコット・ルーディン、ソーレン・スタルモス、オーレ・ソンドベルイ、エイミー・パスカル、エリザベス・カンティロン、イーライ・ブッシュ、ベルマ・レヴィンが、プロデュースを手掛ける。アンニ・ファウルビー・フェルナンデス、リン・ウィンザー・スカイリム・フィンチ、ヨハネス・イェンセン、デヴィッド・フィンチャーが、エグゼクティブ・プロデューサーを務める。デヴィッド・ボーベールが、米ソニー側で監修する。
ダヴィド・ラーゲルクランツが執筆した書籍『The Girl in the Spider’s Web(原題)』は、ハリウッド映画化されたシリーズの中で初のベストセラー作品となる。これまでに出版された書籍はスウェーデン語で映画化され、そのリメイク版映画として『ドラゴン・タトゥーの女』が製作された。2011年に米ソニー傘下のコロンビア・ピクチャーズが手掛けた同作は世界中で大ヒットとなり、2億3000万ドルを超える興行総収入を記録した。
現在米ソニーは、ミカエル・ブルムクヴィスト役を演じる俳優を探しているという。2011年公開の『ドラゴン・タトゥーの女』では、ダニエル・クレイグが同役を演じた。
現在フォイは、Netflixによるドラマシリーズ『ザ・クラウン』のシーズン2の撮影に入っている。フォイは、UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)、インディペンデント・タレント・グループと代理人契約を結んでいる。