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5月10日、全国公開中のディズニー映画『美女と野獣』の大ヒットを記念し、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて記念イベント上映会が開かれた。同作に吹き替え声優として出演している藤井隆を司会に、お笑い芸人の斉藤慎二(ジャングルポケット)、横澤夏子が登場。さらに日本語吹き替え版でベル役と野獣役を担当した昆夏美と山崎育三郎がサプライズで会場に現れ、4人による『美女と野獣』大熱唱が繰り広げられた。
動画・『美女と野獣』大ヒット記念イベントに山崎育三郎、昆夏美らが登場!
ル・フウ役の声を担当した藤井は、お調子者のル・フウよろしく「ずっと手カンペを読んでいてすいません」など、随所で観客の笑いを誘っていた。
『美女と野獣』の見どころは何と言ってもミュージカルナンバー。ゲストの二人が『美女と野獣』日本語ヴァージョンを熱唱しながら登場すると、会場は大きく盛り上がった。鮮やかな黄色いベルのドレスに身を包んだ横澤夏子が最初に登壇すると、すかさず青い王子の衣装を身にまとったジャンポケ斉藤がステージに現れた。かなり息のあった歌唱で見事にデュエットソングを歌い上げ観客を魅了する。
『美女と野獣』が大好きだという二人。劇中の楽曲『朝の風景』を即興ミュージカルで披露する場面も。そんな二人に対して、司会の藤井が様々なトークを振っていく。
横澤:大好き過ぎて来た。ベルになりたい、ベルが憧れの女性。黄色い服を着たらベルっぽい、というベルになりたい願望を持つ人も増えている。
斉藤:音楽から感情がバンバン伝わってくる。既に3回みたが、まだ吹き替えの方は満席で見れていない。
藤井:お気に入りのキャラクターは?
横澤:ポット夫人。お母さんの役割をしているようで、優しく包み込んでくれる。いつも涙ポロポロ。
斉藤:僕はガストン。イケメンだけど、愛がちょっと歪んでいるというか、うまく伝えきれない。本当の愛を知らないんじゃないかな? そういう部分に興味が湧きますね。
藤井:映像の美しさについて。好きなシーンは?
横澤:お料理がいっぱい出てくるシーン。本当にドキドキ、ワクワクする。まるでディズニーランドに行っているかのような感じがする。私も歌いたい! という気分になっちゃいますね。
斉藤:映画を見る料金で、ディズニーランドを楽しめると言いますか。
藤井:ボールルームのシーンなどもいいですよね。
斉藤:ボールルームのシーンが本当に良い。踊るシーンが一番感動するシーン。
そこで「わがまま言っていいですか? もう一度お二人が踊るシーン歌って頂けませんか??」と司会の藤井。
「もう2度3度見ている人も居たら、是非一緒に歌いましょう!」とそれに対してノリノリの二人である。
二人が再びテーマ曲を熱唱していると、途中から主演を演じた山崎育三郎と昆夏美がサプライズ登場。ざわつく会場をよそに、見事な歌声で4人による歌唱をステージを降りて行う。このファンサービスにはお客さんも大満足。
藤井:大ヒット記念ということで一言お願いします。
昆:横澤さんと斉藤さんの本当にレアでスペシャルで本当に楽しいデュエットを聴けるのは、ここにいる皆さんだけ。
藤井:昆さんが喜んでくれるから、このイベントは成立しているようなもの。
山崎:「(斉藤の)声、良いですね……」
ここで斉藤は自分のほうが山崎より「野獣」に相応しいとアピール。「どっちの方が野獣に相応しいか」と無謀にも山崎と張り合う。横澤は「どう考えても育三郎ですよね??」と即答。それにに対して昆は「斉藤さんも……ねぇ……」と必至にフォローしていた。
藤井:公開前から山崎さんとコンビで多くのプロモーションを経ての、公開された今の気持ちは?
昆:先日劇場で吹き替え版を鑑賞し、会場で誰よりも自分が泣いていたと思う。ストーリーも素晴らしいし、この素敵な作品に携わる事ができたことに対する感謝等、色々な感情で誰よりもウゲウゲ言っていた。本当に心があたたまる作品なので是非楽しんでほしいです。
山崎:午前中にも関わらず、多くのお客様にきて頂きありがたい。自分の周りでもチケットがとれず、僕も取れないという状況なので本当に有り難い。
と両名ともに幸せそうな感想を述べていた。
なお、本イベントの会場となったTOHOシネマズ六本木ヒルズの入り口付近には『美女と野獣』のフォトブースがあり、誰でも気軽に記念撮影が出来るようになっている。
写真を華やかに盛り上げる吹き出し風の小道具も揃っているので、チャレンジしたい人はお早めに。
映画『美女と野獣』公式サイト
http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html