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5月6日に生放送された『第52回上方漫才大賞』(関西テレビ)。
1966年に設立され、過去にはやすし・きよし、ダウンタウンらも受賞した日本一の歴史を持つお笑い賞レースに挑むため、今年も将来を嘱望される数多の芸人たちが会場のオリックス劇場(大阪市)に集結した。
まず新人賞に輝いたのは関西を中心に活躍する若手コンビ『トット』。
昨年『NHK新人お笑い大賞』を制した躍動感あふれる話芸で、尼神インターら強豪を退けた。
奨励賞に輝いたのは『スーパーマラドーナ』。
これまでも数々の賞レースで好成績をおさめ、テレビで目にする機会も多い中堅コンビだが、アキナや吉田たちといった5組のライバルたちに競り勝った今回の受賞であらためてその実力を世に知らしめた。
司会の大平サブローさんのねぎらいに対し「田中の相方ではじめて報われた」とこたえた武智さんの表情が印象的だった。
そして大賞に輝いたのは『海原やすよ・ともこ』。お笑いや芸能界に精通した審査員たちから”その年最も活躍した漫才師”と認定された彼女たち。確かにお買物番組『やすとものどこいこ!?』(テレビ大阪)もローカルながら大人気番組に成長し、関西での存在感は大きい。妹の海原やすよさんは昨年末に脳動脈瘤で手術をうけたばかりだが、その影響はまったく感じさせず番組のラストに堂々の姉妹漫才を披露して貫録を見せつけた。
お笑いと言えば関西。この賞が関西で活躍するお笑い芸人たちにとってさらなる飛躍のきっかけになり、ひいては日本のお笑い業界がさらに豊かなものになるよう期待したい。
※画像は『第52回上方漫才大賞』公式サイトから引用しました
http://www.ktv.jp/kamiman/