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2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催で、東京ビッグサイトがプレスセンターやレスリングなどの会場として使われる予定になっており、通常のイベント会場としての使用が2019年4月から大幅に制限されることが問題視されています。同会場を毎回使用しているコミックマーケット(以下コミケ)への影響も必至で、他の展示会を実施している団体からも反発が高まっています。
そんな中、前参議院議員の山田太郎氏が代表を務める表現の自由を守る会が、2017年6月23日公示の東京都議会議員選挙に向けて、「マンガ・アニメ・ゲームの表現の自由を守る」「オリンピック・パラリンピック時のビッグサイト会場問題の解決」の2点を候補者が公約に入れることを求める署名を『Change.org』で実施しています。
同会は、東京都が青少年健全育成条例によりマンガ・アニメ・ゲームなどの表現の自由が制限されていることについて、「流通を含めた制限は極力排除するべき」としてゾーニングなどによって青少年保護を行うべきと主張。また、ビッグサイトの問題に関しては現場対応ではこれ以上の進展は見込めず、「政治主導での解決が必要」と訴えています。
また、同会では署名キャンペーン実施後に、この2点を公約に入れるかどうか主要候補者にアンケートを実施。その回答や候補者の考え方を公式サイトで発表する方針。コミケをはじめとするビッグサイトの使用に関して一石を投じることになるのか、結果が注目されます。
【都議選候補者殿】マンガ・アニメ・ゲームの自由を守ることと、コミケなどビッグサイト会場問題の解決を都議選公約に入れて下さい!(Change.org)
https://goo.gl/bDIwb0 [リンク]
表現の自由を守る会
https://hyogen.jp/ [リンク]