4月20日から23日にかけて開催中の『島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭』。23日、桜坂劇場ホールA (那覇市)にて『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』のワールドプレミアが上映され、作品に出演した中尾明慶小出恵介らと共に主人公のモデルとなったジミー大西が舞台挨拶に登場した。


明石家さんまが企画・プロデュースし、今年の夏に『Netflix』オリジナル作品として世界190か国に同時配信される本作。ジミー大西や周りの仲間たちとの実体験を主軸に、夢を追う人々とそれを応援する人々の姿を描く連続ドラマだ。


さんまからはテレビ局の楽屋で「ドラマしよう思うてんねん」と一言だけ伝えられたというジミーは、「スタッフが全員集まる言うんで、50人くらいの会議かな思たんです。したら、500人くらいおるんです。どえらいことだと思うて、ドラマって凄いなと感じました」と、驚きを口にした。


作品については、「やっぱりこのシーンは入ってたか。姪っ子と一緒に観んとこ、と思いました」と、自身にとっては恥ずかしいエピソードばかり採用されていることを匂わせた。


ジミー大西役を演じた中尾は、「どう考えても苦労しますよね。皆さん、一回ご自身に置き換えて考えてみて下さい。もし自分がさんまさんやジミーさんを演じなきゃいけないってなった時の心境を。さんまさんが現場にいらっしゃった時は緊張感がハンパなかったです。大人をいっぱい引き連れていらっしゃって、普段はあんなに喋るさんまさんが、その日ばかりはモニターの前でジッと黙ってるんです。これが一番ツラかった。恐かったです(笑)」とプレッシャーが大きかったことを説明した。


明石家さんま役を演じた小出は、「まさか自分がさんまさんを演じるとは。本当に大変でした。さんまさんは格好良いな、スターだなと感じたので、少しでも表現できていたら嬉しいです」と語り、さんまについては、「台本にないことを指示するんですよね。急に変なことをすると相手の役者さんも困っちゃうじゃないですか。その間に挟まれて大変でした」と撮影の苦労を明かした。


『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』は2017年夏に『Netflix』にて配信。ジミー青年が本当に巻き起こした“ありえへん”エピソードの数々に笑いながらも、孤独や劣等感を抱えながら成長していく姿に注目だ。


明石家さんまプロデュース『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』予告編(YouTube)

https://youtu.be/PMNSbdARFOQ




『島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭』公式サイト:

https://oimf.jp/


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 “ジミー大西”を演じた中尾明慶「普段はあんなに喋るさんまさんが……」 無言のプレッシャーに恐怖