ベネディクト・カンバーバッチが、米FOXサーチライトによる映画『Man in the Rockefeller Suit(原題)』へ出演交渉の初期段階にあると本紙ヴァラエティは複数の情報筋から確認した。


同作は、デヴィッド・バー・カッツが脚本を執筆した。製作スケジュールはまだ決まっていないが、ドナルド・デ・ラインがプロデュースを手掛ける。


ジャーナリストのマーク・シール原作の本をもとにした同作は、ロックフェラー家の一族だと偽りウォール街の様々な仕事に就き、結婚までも取り行なった詐欺師クリスチャン・カール・ゲルハルトシュライターを中心に展開する。主人公は稀有な社交界に入った後についに過去が表沙汰になり、ひとり娘の親権を失うことを恐れる。


カンバーバッチにとっては、実在する人物の役を演じるのは初めてではなく、以前にも、映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で実在した数学者のアラン・チューリング役を演じアカデミー賞にノミネートされた。


カンバーバッチは、最新作映画『ドクター・ストレンジ』でマーベルのスーパーヒーローを演じた。同作は、全世界で6億7760万ドルの興行総収入を記録し、彼の出演作品の中で最も大きな数字となった。


カンバーバッチは、ザ・ワインスタイン・カンパニーによる映画『The Current War(原題)』でトーマス・エジソン役を演じる予定で、また、イルミネーション・エンターテイメントによる映画『How the Grinch Stole Christmas(原題)』でグリンチの声を演じる予定だ。


カンバーバッチは、UTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)、コンウェイ・ヴァン・ゲルダー・グラントと代理人契約を結んでいる。このニュースはDeadline Hollywoodが最初に報じた。





情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ベネディクト・カンバーバッチ、映画『Man in the Rockefeller Suit(原題)』で実在する詐欺師を演じる交渉中