日本では、「神」という言葉が人をほめるときに使われたり、「聖地」という言葉が映画の撮影場所だったり、アニメキャラクターの所在地として使われたりしていて、宗教的な意味合いはだいぶ減ってきました。



江戸時代には一生に一度は伊勢神宮にお参りする伊勢参りというものが庶民の間で流行ったりしてました。

聖地巡礼はキリスト教だと全長約5000kmを1年かけて巡礼する「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」とか、イスラム教のメッカへの巡礼とか宗教的な行事として有名ですね。



ということで、ペンギン好きの聖地巡礼と言えば、南アフリカのボルダーズビーチのペンギンだったりします。

基本的には南極だったり、ガラパゴス諸島だったりに行かないと、野生のペンギンを見るのは難しかったりします。

まぁ、世界中の水族館にペンギンはいますけどね。。。

ところが、南アフリカのボルダーズビーチは、普通の住宅街の界隈にやたらにペンギンが集まるという世界的にも唯一の場所だったりするのです。



ケープペンギン、またはアフリカンペンギンと呼ばれるアフリカで繁殖する唯一の種なのですが、絶滅危惧種なのです。

2000年には20万羽いたと言われていますが、現在では5万羽ぐらいしかいないそうです。



というわけで、野生のペンギンを見たい人は、早めにケープタウンにどうぞ。。



ただ、ペンギンはどこに行ってもペンギンでしかないので、ずっと日向ぼっこをしてるペンギンも見てるだけなので、「水族館で見るのと大して変わらないじゃん!」とか思ったとしても、そういう生き物なんで、あきらめてください。。。



ただ、野生なだけあって、狂暴です。

触ろうとして、指をかまれると千切られることもあるそうなので、絶対に柵の外に手を出したりしないほうがいいと思います。


柵の中から撮影してたのですが、カメラを突かれました。。。































協力:南アフリカ観光局


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ペンギン好きが一度は行かねばならぬ聖地『ボルダーズビーチ』