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『Wistiki』は、スマートフォンやタブレットとbluetoothで接続して、装着した物をアラート音や地図上から探すことができるスマートデバイス。墨田区の“スーパードライホール”などで知られる工業デザイナーのフィリップ・スタルク氏が担当した質感の高いデザインが特徴です。
発表会では創業者のLussat3兄弟が登壇してプレゼンテーションを実施しました。開発のきっかけは、自宅で飼っているネコがいなくなり、探すのが大変だったこと。飼っていたネコの名前が「Wistiki」だったそうです。2013年に製品のアイデアを思いつき、フランスでクラウドファンディングを実施して目標額の400%を達成しました。当初予定したペット需要以外にも忘れ物、なくし物の需要が高いことに驚いたそうです。
2014年に販売を開始したところ、5万台を超えるヒットに。2015年にはフランスでスマートアクセサリーのマーケットシェア90%を獲得したとのこと。
その後、フィリップ・スタルク氏にデザインを依頼。用途や目的によって3種類のコレクションを発表することに決定したそうです。デザインを含め、開発から製造まで100%フランス製というのも特徴のひとつ。
『Wistiki by Stark “ヴォワラ!”』は、スティックタイプでカギやカバンに取り付けるのに最適な製品。2月1日に発売し、価格は5980円(税別)。オレンジ、レモン、ローズ、バイオレットの4色を展開します。
『Wistiki by Stark “アッハ!”』は、メダルタイプでペットの首輪に取り付けられる製品。3月21日に発売し、こちらも価格は5980円(税別)。この他、財布に入れられるカードタイプの『Hopla!』の発売を予定しています。
日本国内でも2016年に『MotionGallery』でクラウドファンディングを実施し、4000万円の支援を集めることに成功しています。
発表会では、『Wistiki』からスマートフォンを呼び出す、スマートフォンから『Wistiki』を取り付けたカギを呼び出す、『Wistiki』を持った人が離れる際にアラートを鳴らす、逆に接近するとアラートを鳴らす、といった機能を実演しました。
炭酸水の入ったグラスに入れても音を鳴らすことが可能。ペットに付けて使用する際にも役立つ防水性能をアピールしました。
電池寿命は約2年。電池交換はできない仕様になっており、買い替えの際にどのような形態で販売するかは販売元の美木本が検討中であるとのこと。
1月24日から3月31日まで、“隠れ猫”の写真を『instagram』に投稿して参加できるキャンペーンを実施中。“最優秀隠れ猫賞”の受賞者にはフランス旅行に行ける20万円分のJTB旅行券がプレゼントされるほか、5名に“スタルク賞”としてレモン絞り、10名に“隠れ猫賞”として『Wistiki by Stark “ヴォワラ!”』が当たります。『Wistiki』に興味のある人、猫を飼っている人は参加してみては。
Instagram 隠れ猫を投稿してフランスへGO!キャンペーン Wistiki
https://wistiki.jp/campaign/1/