渡邊渚、深刻な誹謗中傷被害を公表 インスタコメント欄を制限へ
フリーアナウンサーの渡邊渚(28)が5月29日、自身のInstagramを更新し、一部のユーザーによる度を超えた誹謗中傷や脅迫行為が継続している現状を告白。本人だけでなく、関係のない友人や家族にまで被害が及んでいることを明かし、Instagramのコメント欄に一定の制限を設けることを発表した。
投稿は「スタッフ一同」の名義でなされており、まず「平素より温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます」とファンへの感謝から始まった。続けて、日々届く温かい言葉に励まされている旨を述べた。
しかし、深刻な現状について「現在一部の方による、度を超えた誹謗中傷や脅迫行為が継続しており、非常に憂慮すべき状況となっております」と報告。
さらにこの悪質な行為がエスカレートし、「まったく関係のない友人や家族にまで影響が及び、根拠のない噂話によって名誉を毀損されるといった、看過できない事態が発生しております」と、周囲への被害状況を具体的に記した。
このような状況に対し、すでに警察への相談を行い、必要に応じて法的措置も講じていると説明。「今後も、関係各所と連携しながら、厳正に対処してまいる所存です」と、毅然とした態度で臨む姿勢を示した。
また、これまでInstagramでは可能な限り全てのコメントを拝見してきたというが、「昨今、一部に著しく不適切な内容が散見されるようになりました」と経緯を説明。「本人およびご覧いただく皆様の心身の安全を最優先に考慮し、今後はコメント欄に一定の制限を設けさせていただくことといたしました」と、苦渋の決断であることをにじませた。コメントを楽しみにしてきたファンに対しては「ご不便・ご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。
最後に、渡邊渚本人について「法律や社会倫理に反するような行為を一切行っておりません」「すべて事実に基づき、根拠を持って発言しております」と改めて強調。事実と異なる憶測や根拠のない情報の拡散を控えるよう強く求めた。
そして、「今後も、悪質な誹謗中傷・侮辱・脅迫等の違法行為に対しては、断固とした姿勢で臨んでまいります」と締めくくり、ネット上の悪質な行為に対する強い意志を示した。
この公表は、匿名性が高いSNS上での誹謗中傷問題の深刻さを改めて浮き彫りにするものだ。渡邊の勇気ある行動が、今後の健全なインターネット空間の構築につながることが期待される。