9日の13時13分~から立て続けに、X(旧ツイッター)に衝撃的な内容の投稿があった。

 『ぼくは四年生です。5年生と6年生の人に何十回も殴られたり、けられたりしました。人と話すのが苦しいです。ぼくが何十回も暴力を受けたことを知っているのに大人たちはぼくに話を聞こうともしません。市長の秋元市長にとどきますように。』

 『5年生と6年生の人になぐられた事がなかった事にされる。児童相談所の先生は、ぼくが何度も何度も暴力を受けていた事を知っているのになんで無かった事にするんだろう。誰か助けて。』

 『イスで殴られた時。その前は目の中が切れた事もあった...。児童相談所の先生にずっと殴られている事をはなしていたのに...何もしてくれなかったし、ぼくが何十回も殴られていた事を無かった事にするんだろう。札幌の市長さん、どうか助けてください。』と赤紫色になり腫れた唇が写る衝撃的な写真とともに投稿されていた。

 リプ欄には「これ本当なの?」と戸惑う人たちもいたが、多くの人たちは少年を助けようと、「警察に行こう」とアドバイスする声や「DMして」という声、「助けてくれる大人、味方はたくさんいるよ」と励ます声など、様々な声が寄せられていた。

 すると、同日の18時36分、『ぼく、かってにパパの携帯使ってツイッターしまいた。パパは児童相談所と施設とぼくのために頑張ってる。パパの悪口いわないで...パパはぼくのために一室賢明にやってくれてるのに...もうやめます。』と投稿された。

 これに対しても、「札幌まで行くよ。」「みんな味方だよ」などの声が寄せられていた。

 それから何の動きもなく、心配になったフォロワーの方が翌日10日、東京から北海道の児童相談所へ行き、相談。「施設での事件は事実としてあったと認識していたのであの呟きは嘘ではなかった」と報告した。続けて、児童相談所の職員が「Xも見たらしく事が大きくなっている事も認識してた。同時にXで拡散されている事で再度警察も動き出したと言っていた。」との事。

 すると、10日の17時07分、少年の父から再び書き込みがあり、「今先ほど警察が家に来ました。」と報告。「警察の訪問も、皆様のお陰と感謝しております。」とフォロワーへ感謝の思いを伝えた。

 リプ欄には、「解決したわけではありませんが、本当に良かった。」「勇気を出してXで情報を発信してくれた成果ですね。」「Xは時に人を救う」などのコメントが寄せられていた。少年の勇気ある行動を称えたい。

 

 

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 【ぼくは四年生です】突然の書き込みに戸惑う人も"X は時に人を救う!"