6月21日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)にお笑いタレントの伊集院光(55)が出演。Z世代へのドッキリ企画に挑戦し、称賛を集めている。

 この企画は「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもZ世代は気付かない説」というもの。Z世代タレントを集め、いわゆる“昭和はむちゃくちゃだった”というエピソードを昭和世代の芸人たちが披露するが、これがウソというドッキリ。

 なお、仕掛け人の芸人たちにもドッキリであることは当日知らされるというハードなもの。芸人たちにもウソVTRは初見で見せられ、彼らはすぐにウソのエピソードを捏造して説得力を持たせてZ世代に語らなければいけないという企画になっていた。

 仕掛け人として他にもケンドーコバヤシ(50)、FUJIWARAの藤本敏史(52)、俳優の中尾彬(80)らも参加していた。

 ウソVTRでは、昭和ではかつて通勤ラッシュ時間に屋根の上にも人が乗って走行していたというエピソードが紹介されたが、疑うZ世代に対し、伊集院は「法律では厳密には許可してないんだけど」としつつ、「子どもとか女性は中に入ってくださいみたいなことはちゃんとやってた」とそれっぽいウソでフォロー。

 さらに「その年の干支は食べることを禁止されていた」というウソエピソードでは、ケンコバが「(辰年には)竜田揚げも禁止されてた」と言い出し、調子に乗って平成に発売された「チキンタツタも」などと言い出す始末。Z世代がざわつき始めると、伊集院はすかさず、「最後は外国の圧力で終わりになった」と再びフォローし、説得力を持たせていた。

 また、「基本職で20年勤めると医師や弁護士などの上級職に転職できた」というウソエピソードの中で、「医者がタバコを吸いながらオペをしてライターを患者の体内に置き忘れた」というトンデモエピソードが飛び出し、場が荒れ始めると、伊集院はまたも火消しに。「多分さっき言ってた上級職っていう驕りがあったのよ」といい、Z世代も納得していた。

 この伊集院の一連のファインプレーにネット上からは、「伊集院が言うと説得力あるな」「伊集院うますぎ!」「伊集院有能」「伊集院がコメンテーターとしてよく呼ばれてる理由がよくわかる」といった称賛が集まっていた。

 落語家出身で、豊富な知識を持っている伊集院。しかし、ファインプレーが過ぎてVTR終わりにはスタジオのMCのダウンタウン・松本人志(59)から「伊集院が可哀想。これから伊集院の言うことはあんまり信用できへんっていうか」と言われるほどだった。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『水ダウ』Z世代へのドッキリ企画で“伊集院光の説得力”に絶賛の声