『サンモニ』青木理、英国戴冠式の話題で「日本の天皇制度どうなのかな」発言が物議
5月7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、6日に行われたイギリスのチャールズ国王(74)の戴冠式について特集。出演者でジャーナリストの青木理(57)が、日本の皇室制度と絡めた発言を行い、ネット上から疑問の声が集まっている。
戴冠式は君主の即位を伝える伝統的な行事で、故・エリザベス女王(享年96)の戴冠式以来70年ぶりに行われた。なお、チャールズ国王の戴冠は英国王室約1000年の歴史上、最高齢となるという。
しかし、この話題に青木は「日本の皇室制度、天皇制度はどうなのかな、と」とまったく関係のない日本の皇室を引き合いにコメント。「例えば女性天皇だったり女系天皇だったりとかに対する、ものすごい相変わらずの抵抗感とか。あるいは家父長制的な皇室のあり方とかね?」と疑問を呈した。
また、青木は「その辺も、伝統を守るんだったら変える、時代に合わせるっていうことも同時にしていかないと、なかなか維持できなくなってくるっていうことを、われわれもちょっと学ばなきゃいけないんじゃないかって気がしますよね」と話していた。
しかし、このコメントにネット上からは、「曲げてきたー!」「強引すぎ」「ねじ込んできた」「急に日本批判きた」と唐突な皇室への言及に驚く声が噴出。また、「王室と皇室を全く一緒にして批判する意味がわからない」「日本は君主制じゃねーだろ」「伝統に世界基準なんてねーよ」といったツッコミも集まっていた。
「そもそもイギリス王室と日本の皇室は、成り立ちも役割もまったく異なるもの。イギリス王室の戴冠式についての話題にも関わらず、唐突に日本の皇室批判に捻じ曲げることに対して呆れ声が多く聞かれました。また、皇室の歴史は2600年以上続いているもので、その間幾度となく移り変わってきた“時代”に合わせて制度を変えるべきだという青木の持論に対しても疑問の声が多く集まっていました」(政治記者)
まったく関係のない皇室の話題をねじ込んできた青木に、スタジオ出演者も反応できず。視聴者からは呆れ声と失笑ばかりが集まるという結果になってしまったようだ。