一般社団法人Colaboの代表である仁藤夢乃さん(33)が都からバスカフェ「当面休止」を求められたことに対し反論。ネット上からは賛否の声が集まっている。

 新宿などで行き場がない少女に食料を提供したり相談に乗ったりしている「バスカフェ」。14日、こうしたColaboの活動を妨害していたとして、男性YouTuberらが、東京地裁から接近禁止などの仮処分が出されていた。

 一方、都は妨害行為で少女らに被害が及ぶ可能性があるとして、Colabo側にバスカフェの当面休止を要請。これを受け、仁藤さんは15日深夜にツイッターを更新し、「妨害に屈して活動休止なんてあり得ません。そんなことをしたら、被害がさらに深刻になるでしょう」と断言した。

 さらに仁藤さんは、「東京都と新宿区は10代女性を支援するバスカフェを妨害から守って下さい!」と要求。「Colaboのバスカフェを攻撃や妨害から守り、4月以降も新宿区役所の敷地で継続できるようにして下さい」と呼びかけ、「被害者の側に中止を求めるなんて、妨害者たちの思う壺で彼らはさらに盛り上がるでしょう」と都に苦言を呈していた。

 この一連の投稿に仁藤氏のもとには、「都は加害者を擁護するんですか。最低」「仁藤氏が活動しない間、貧困女性はどこを頼れと?東京都、アホすぎる…」というエールが集まっていたが、一方では、「疑惑を払拭してから活動した方がいいよ」「活動するのは構わんから自分の金でやってくれ」「どうしてもやりたいなら自腹でやればいいんです」という声も集まっている。

 会計をめぐっても揺れているColabo。それだけに賛否の声が寄せられてしまったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 Colabo仁藤夢乃さん、都からのバスカフェ「休止」要請に反論