古市憲寿、マクドナルド値上げを擁護するも視聴者が猛反発「社員の賃金にはほぼ反映されない」
社会学者の古市憲寿氏(37)が16日、『めざまし8』(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演。ハンバーガーチェーンの大手マクドナルドが値上げすることについて「必ずしも悪いわけではない」と擁護したことで視聴者から大きな反感を買っている。
ハンバーガーやフライドポテトなど、約8割の商品の値上げを行った日本マクドナルド。値上げはこの1年で3回目となり、ハンバーガーは150円から170円、チーズバーガーは180円から200円、フライドポテトは30~40円値上がりするほか、ドリンク、ナゲットも値上がりとなる。この値上げについて、日本マクドナルドは原材料価格や物流費の高騰、円安の影響を受けた結果だとしている。
これについて古市は、「値上げが必ずしも悪いわけではないわけですよね」と指摘。その理由について、「ハンバーガーは安いんだけれども、でもそのせいで従業員の方も安い賃金で働くっていう状況だったら、適切に値段を上げて、給料も上がっていくっていうことが経済の好循環に必要だと思うんで」と説明した。
また、古市は「世代によっても違うのかなって思って。90年代のマクドナルドだと(ハンバーガーが)130円くらいで、2000年代が異様に低かったんで。もしかしたら世代によっても受け止め方が違うのかなと思いますね」と話していた。
しかし、この発言に視聴者からは、「企業儲けさせても給与あがってこなかったじゃん」「企業側が原材料・物流費の高騰を値上げの理由に挙げている以上、普通に考えたら人件費には回りませんね」「マックの値上げは原材料の高騰(輸送費などを含む)であって、社員の賃金にはほぼ反映されない」といったツッコミが集まっていた。