ゆたぼん、広島での原爆発言が波紋「義務教育の大切さ」教える反面教師に?
不登校YouTuberのゆたぼん(13)が原爆ドームを訪れ、「原爆が落ちる前はみんな平和だった」「1945年8月6日にアメリカが日本の広島県と長崎県に原爆を落とした」などと発言し、ネット上で物議を醸している。
ゆたぼんは23日に「原爆ドームは胸が痛かった」という動画を公開し、広島県の原爆ドームを訪れ、広島平和記念資料館を見学したことを報告。資料館を訪れる前は「日本の広島県に原爆が落とされたってYouTubeで見たことあるんで、今からね、見に行こうと思います」と意気揚々としていた。
しかし、見学後は一転して悲痛な面持ちを浮かべ、戦争の恐ろしさを実感した様子を見せていたゆたぼん。その中で、「原爆が落ちる前はもう、すごいみんな平和だったし。平和だったのに、原爆が落ちた後はもう本当バラバラになったりとか、人がお亡くなりになったりとかして」「原爆が落ちる前はすごい平和やったのに」などと発言。さらに「原子爆弾は第二次世界大戦中の1945年8月6日に、アメリカが日本の広島県と長崎県に原爆を落とした」と説明していた。
しかし、原子爆弾投下は太平洋戦争末期のことで、日本各地で繰り返し空襲が行われたことや、沖縄戦が繰り広げられたあとのことであることは義務教育で習うはずだ。また、長崎県への原爆投下は8月9日である。
このことからネット上からは、「義務教育の大切さがよく分かる動画だなあ」「ホームスクーリングでもいいからちゃんと勉強した方がいいよ」「原爆落ちる前は平和じゃないって教科書に書いてあるよ」というツッコミが殺到している。
ホームスクーリングを行っていると主張しているゆたぼん。その言葉の信憑性が疑われてしまう動画になっていた。