9月20日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、ユーチューバーのりんが出演。約2年前に北海道鶴居村に移住しユーチューブチャンネル『りんの田舎暮らし』を配信しているが、キタキツネを触ったことがあると告白し、「野生のキツネに触れたら駄目なのは常識だろ」「え、きつねはほんとやばくない?数年間は無症状なんだよね。大丈夫かなこの子」と視聴者を騒然とさせている。

 さんまから「危ない目にあうやろ?熊とか出るでしょ?もちろん」と聞かれると、りんは「熊は出るんですけど……知床の熊は優しくて」と発言し、お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄(46)が「そんなことないって!地方で優しいとか」と盛大なツッコみ。

 さらに、さんまから「家の庭に来たことはないの?食べ物を探しに」と聞かれると、熊は来たことはないがキタキツネは来たことがあるらしく「キツネはかわいいです、すごく」とにっこり。だが、さんまから「触っちゃダメなんでしょ?キタキツネは」「触ってんの?」といわれると、「あっそうなんですか……」「えっ……」と知らなかったようで、「抱っこしたことが(ある)」と告白した。

 すると、一緒に出演していたゲストらが一斉に反応し、俳優の岩城滉一(71)や佐藤藍子(44)も「タヌキとかキツネとか菌が多いんで。頂いちゃうから危ないですよ」「エキノコックスっていう(菌がいる)」とドン引き。

 またSNS上からも「野生のキツネをだっこってマジかよ。エキノコックス症は感染してから症状が出るまでに数年から10数年かかるんだってよ。彼女大丈夫か?」「キツネだけやなくタヌキやリスをはじめ野生動物にはウイルス持っとる可能性あるで近づいてはアカンよ」と心配の声があがり、「野生のキツネに触ってはいけない、これは北海道常識」「北海道のキツネ抱っことかクマ優しいとかテレビで話したらダメじゃない?命に関わる話だよ。知らない人は触るんじゃ……。クマにエサやる馬鹿が問題になってるし、ヒグマだからね」「野生のキツネに触れたら駄目なのは常識だろ。エキノコックスにかかってたら、菌の潜伏期間が数年だから、忘れた頃に発症するぞ。知らないにも程がある」といった指摘も多く上がっている。

「その後もさんまは“笑い話”として、どうやってキツネが寄ってきたかの話を続けていましたが、触ってはいけないことを知らない人が見たら勘違いする可能性がありますよね。また、毎年クマによる人身被害が起こっているのも周知のとおり。気軽に“優しい”とか“触った”とかをテレビで流していいのか?という疑問が残る編集でしたね」(芸能ライター)

 エキノコックスは潜伏期間が長く、通常感染しても初期症状が現れるまで10年以上を要するともいわれるが、発症して治療を受けなzければ死に至ることもある感染症。野生の動物との触れ合いは、こうした正しい知識のもとおこなってほしいものだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『さんま御殿』キタキツネ“触った”告白に視聴者が騒然「発症するぞ」「駄目なのは常識」